手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

No.220 & No.213

2012年10月02日 01時25分21秒 | DAC


  やはり I/V変換を抵抗一本で行うというのは 何となく安易な気がしたのと CR型CHフィルタ
への送り出しインピーダンスのことなどを考えて それなりのIVCが必要かなと思った。

なので、ちょっとばかり ものは試しと お蔵入りしていた SATRI-ICのラインアンプを
引っ張りだした。これの入力の部分を少しいじって、ダイレクトにICに電流信号を
流し込むようにしてみた。No.220のBGA&CMのVRのところを2KΩの抵抗にして、出力電流を
絞り込む。SATRI-IC側の設定はバイアス電流が2mAのはずだ。



というような感じとなった。で、音はというと 昔から聴き慣れた SATRI-ICの音が出た。
音は太いのだが、少しボッテリした感じと言えばいいだろうか。雰囲気はあるが
ちょっと切れが少々足りないかなという音だ。AC電源で三端子REGを使っているが、
そんなに捨てたものではない音だ。もし、この後の組み合わせが悪ければ 戻ってきても
いい音だ。

今日は、いろいろ考えてみたが、ともかくちゃんとしたIVCのアンプを使ってみようと
思い、手元に残っている No.213の基板からフィルタに当たるコンデンサ(2200pFと
510pF)を外しBGA&CMの基板とつなく。



これで、音出し。問題なく音は出た。ただNo.218タイプのラインアンプのVRを殆ど回せない。
音がデカイ。ということで、CMの出力側のVRの位置に1KΩの固定抵抗をつなぐ。
そして、5KΩのVRにをパラにして、それをIVC出力電流の調整に使うことにした。

なんとか、これでLHH500Rと同じ安定感のある音が出るようになった。


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