手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

No.167もどき その後のその2

2012年09月15日 00時04分38秒 | TRアンプ

あれから、数日は電源ON直後に ドレイン電流が800mAに達するのを受け入れて使っていたが、

やっぱり、気になる。原因として思い当たることがあったからだ。それは調整中に +37V側のFUSEが

2度飛んだことだ。原因は単純なパターン間のハンダのブリッジだった。そのときに、瞬間とは言え

どこからか焦げ臭い臭いがし、煙が出た。パーツを見渡して、焦げ付いた抵抗とかは見当たらなかった。

が、状態が隠された抵抗がある。スケルトン抵抗だ。カバーを付けたまま取り付けているので、状態が

わからない。ということで、+側の820Ωを剥いでみた。心なしか焦げたような雰囲気があった。

ということは、この抵抗への電流は 2SJ77からのドレイン電流だ。1AのFuseが瞬断するくらいだから

3-4A流れたに違いない。この2SJ77がおかしくなったと考えるのが普通だろう。

ということで、基板を取り外したりと面倒ではあったが、(該当の1個だけ)取り換えてみた。

 --- 本当は2個とも取り換えるべきだったなと 後から思ったが ....。  ---

その結果、幾分、電源ON直後の電流が減った。600mAくらいになった。 出力のドリフトは2mVくらいで

これは申し分ない。

ということで、この1週間ほど使っていたのだが、2-3日前から 幾分 涼しくなったせいか、電源を入れたら

テスターの針が、500mAをスーーっと通り過ぎ 800mAまで行った。ああ、やっぱり解決はしていなかったのだ。

この分だと、真冬などはどうなるのだろう。

残る対策としては、残ったもう片方の2SJ77も取り換えることと、終段の2SK2554も疑うことくらいだ。

何しろ、もう片方は、電源投入後 400mAくらいしか流れないし、先に作った同じ基板によるアンプが

同じように安定しているからだ。 初めての体験なので、ちょっと戸惑っている。

 

 と言いながら、次のステップは DAコンバータだ。CS8416とPCM1794だけが取り付けられた

基板を眺めながら自分らしい構想を練っている。ただし、この手の回路をいじるスキルはないので、

電源をAC電源にできないかと思案しているだけだ。

 


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