「東京亭」と「つるや」は昭和時代にとってもお世話になった
富山の麵類食堂の双璧だった。
どちらも富山の中心市街地に本店のようなお店があって、そこから暖簾分けしたと思われるお店が市内あちこちに多数あった。
一時は我が家の近所にも東京亭の山室支店があって、よく出前でお世話になっていた。

そんな地元の有名チェーン店のお店もどんどん無くなっていって
富山港線に面した奥田店は今や数店舗になってしまった生き残り。
「東京亭」の看板が懐かしくて初めての奥田店に飛び込んでみた。

店内の手入れは行き届いていて小奇麗な印象。
恒例のテーブル調味料は醤油と唐辛子とシンプル。
昔よく出前で食べていたラーメンが懐かしくて注文しようとしたけれど、
メニューを探してみたけれど見当たらない。
訊くとラーメンはやっていないとの事。
ちょっとガッカリしながらもざる蕎麦750円を注文

向きを揃えて並べられた蕎麦
仕事は丁寧です。
蕎麦湯がはじめからお盆に載っていた。

最高気温が35℃を超えるような熱波の中をバイクで来たので
冷たい蕎麦はつるつるっと喉を過ぎていって
あっという間にごちそうさまでした・・・。
入店が13時を過ぎた時間でしたが、ボク以外には女性のお客が二人
別々のテーブルでそれぞれにお蕎麦を愉しんでおられました。
そんな令和の東京亭でした。