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風旅ブログ

元日地震。その後

今年の富山の元日

積雪ゼロ。曇りながら薄日も射して最高気温も9度、

穏やかな日となり「有難い正月だねぇ」なんて話していました。

 

16時過ぎ、突然スマホの緊急地震速報の警告音が鳴りユラユラっと来ました。

TVでは「津波の心配は有りません」ってアナウンスがありましたが、

その放送の最中に、再度スマホの緊急地震速報が鳴り、

今度は「今すぐ避難!今すぐ避難!

東日本大震災を思い出して下さい!

津波が来ま今すぐ避難してください!」

NHK山内泉アナの「絶叫」のような声の放送。

ほぼ同時にさっきより大きな揺れがドシン!グラグラっと来て

繰り返し何度も大きな揺れが来ました。

「『ここは大丈夫だ』と思うのは危険です。

情報を待って逃げ遅れないで下さい!」

「可能な限り高いところへ逃げること!」

山内泉アナは叫ぶようにアナウンスを続けていました。

地元富山は殆ど地震の無い所で、未経験の揺れに慌ててテーブルの下に避難しました。

2分ほども揺れたでしょうか。

 

揺れが納まってテーブルの下から出ると、

部屋の棚のモノがバラバラと床に落ちていました。

 

テレビは津波が来る。とにかく逃げて!!と繰り返し放送し続けていましたが

津波の心配が無い我家は自分の事より、

海岸近くの町に独りで済んでいる家内のお母さんの安否が心配

ママは電話を掛け捲っていますが繋がらず不安が募りました。

 

その間も、何度も緊急地震速報が鳴り、その度に古い木造の我家は派手に揺れました。

車中泊に対応して改造してあるクルマをガレージから玄関先に出して避難していましたが、

余震が落ち着いて来た頃合いを見て部屋に戻りました。

 

幸いヘルメットは沢山持っているので、ヘルメット着用です。

 

ママは椅子にも座らず、いつでもテーブルの下に潜り込む体制で待機。

食い入るように津波のテレビ報道を見ています。

 

今のところ、我家の直接的な被害はモノの落下とかありましたが

電気、水道などのライフラインも無事でほぼ被害はありませんでした

 

とはいえ、夜になっても何度も緊急地震速報が鳴ったり

警報は鳴らない余震も何度もあって、なかなか安心して寝て居られる状態でもありませんでした。

それでも避難持ち出し品を整えてベッドに入って休む事にしました。

 

 

翌朝

お母さんの無事も確認できました。

そうなると心配なのは屋根瓦、

以前、地震や台風でずれてしまった事があったからです。

 

明るくなってから確認してみましたが、遠目では被害が無いように見えて一安心

 

それでも家の中を確認すると、彼方此方に地震の爪痕が・・・。

壁に亀裂

 

こっちも

 

ここにも・・・。

 

写真は撮り忘れましたが、押し入れの中がちょっと賑やかになっていたりと

彼方此方に地震の名残は有りますが、総じて無事でした。

 

メールやSNSのコメントなどで沢山の連絡をいただきましたが

夫婦とも無事。安全に過ごしております。

 

頻繁にキャンプやツーリングでお邪魔している大好きな能登の惨状の報道を見て心を痛めていますが、

今は、今後の大きな揺れが無いように、大雪や大雨が被害を拡大しないように祈念しています。

 

ちょっと落ち着いたら何かの形で応援したいと思っています。

 

 

 

コメント一覧

風來坊主@風旅ブログ管理人
能登は暫く復活が難しい状態のようです。1993年の能登沖地震、やっと復活して来た頃にコロナ禍。そして今回の大地震・・・。
子供の頃から通っていた大好きな能登が悲惨な状態です。ボクも何かの力になれればと思いますが、今は行っても邪魔にしかならないので、ちょっと落ち着いてから応援したいと思います。
ななち
お怪我も無く 大きな被害になっていないようでなによりです。
日が経つにつれて大変な状況が明らかになってきて、その被害の大きさに心痛めています。
昨年の9月にお世話になった能登半島、復旧に何かしらのお力にならねばと思っています。
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