ここ数年、古事記や古代史にすっかりはまっていて、各資料館の講座や史跡巡りを趣味としている。
この間の講座はそれとは別に国分寺(栃木県の)図書館で開かれた怪談”雨月物語”のなかでも最も怖いと言われている一編”吉備津の釜”の講演を聴いて来た。
講演自体はフームそうなのと言った感ではあったが、終了後小雨模様の中すぐ近くにある”しもつけ風土記の丘”を散歩して来た。
ここは奈良時代に国分寺がおかれたところで周りにはそれ以前の時代の古墳が点在している。
中心部の公園は前にも何度か訪れた事があるが今回は少し足をのばしてはずれにある、琵琶塚古墳、摩利支天塚古墳を見学して来た。
共に栃木県最大級であるが夕刻の小雨まじりの中で見る古墳は特別なものがある。
とくに摩利支天塚古墳の後円部には少々強引とも言える神社が建っており、その違和感と先ほど聞いて来た雨月物語のイメージがあい絡まって、見ていてなんか気分がゾクゾクしてきたので早々に引き上げて来たのだが、翌日体が本当にゾクゾクしてきたので何かおかしいと熱を計ったらなんと39、6度。何の前触れもなくいきなり。
まあ、1日半休んだら熱も下がり今はもう快調だがホント古墳にあたったのかな、なんて思ってしまった。
野口整体的に言えば熱は”風邪の効用”。ひずみのきた体の調整なのだからすんなり経過すればいい事なのだ。
今度は天気のいい日中に行ってみよ。何て事は無いはずだよね。
<摩利支天塚古墳>
<琵琶塚古墳>