自分はおもふ。

これは筆者がその日に書きたいことを書いています。
1更新ごとにまったく逆なことも書くので要注意!!

「携帯が鳴らなくて・・・・。冬 第1話」212回目の更新 ★

2006-01-29 18:17:41 | 趣味
彼の名は「北沢仁志」。年は、26歳。もうすぐ27歳になるごくごく普通のサラリーマンである。

しかし、彼には人生の中で「彼女」というのは一人としていなかった・・・。女の人に全く縁がなかったわけではない。もちろん、一対一でご飯を何度もご飯を食べに行ったこともある。でも、結局「いい人」で終わってしまうのがオチである。

つまり「彼女いない歴=年齢」である。

彼は仕事がつまらないわけでもない、ただただ自分で「彼女なんかできる」と変な自信を持っていたが、もう年齢も年齢である。「彼女の1人ぐらいできないと」と、焦っている部分もあるし、両親も最近「彼女ぐらい連れてこんかい!!」と留守電にも毎回のように入っている。

彼は東京で一人暮らしをしている。実家に帰ると高校からの友人と飲む機会がある。そうすると、結局、「彼女がいるのか、いないのか」という話に自然になっていく。

彼はそういう話題になるとうるさくしゃべっていたのに急に静かになってしまう・・・。彼には彼女がいないからだ。周りの友人は、彼女の写真や彼女とのプリクラなど、彼女自慢も始まってくる。もちろん、彼女のいない北川にとっては耳が痛い話ではあるが、別にいやな気持ちはないので、「へぇ~、かわいいじゃん。」「結婚式とか呼べよ!!」と彼らをうらやましながら定番の話をしてしまう。

そして高校からの友人との飲み会が終わると実家で寝る。

そうすると、めったにかかってこない中学時代からの友人「岩田正敏」から電話がかかってきたことに気がついた。彼とは中学時代悪いことをよくやって二人で「問題児」と先生に迷惑ばかりをかけていた。

高校はそれぞれ別々の学校に、そうすると彼との関係も自然に疎遠になっていった。運がよければ年に1回あえるかどうかだった。そして、北沢が東京へ上京したことも、もちろん彼にはメールで知らせた。

それからばったりと岩田とは連絡は自然に無くなってしまった。

北沢は驚いた。しかし、時間は夜中の2時過ぎ。岩田には失礼かと思い、翌日連絡することに決め、就寝をした。

この連絡が、新たな北沢を生むことになっていった・・・。

第2話に続く・・・・。

追伸(第1話を書き終えて)

なぜ「小説」を書こうと思ったのか。それは、昨年私の高校からの友人が実体験を小説化し、編集者の新人小説家の募集に投稿をしたのをきっかけだ。
彼みたいに、文章力はないのでこのブログで小説を書いてみようと思いました。今回のテーマは「恋愛」です。実際未だに彼女のいない自分がどこまで書けるか試したいと思い書いています。感想や、問題点など、どんどん指摘をしてください。よろしくおねがいします。
コメント
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