ドネルケバブは、縦に長い食べ物。
ケバブグッズの製作を考える場合、この縦長さを意識する必要があります。例えば円形や正方形でなにかを作ろうとすると、横方向に必要以上の余白が生まれたり、逆に縦方向の余白が足りなくなったりします。常にドネルケバブと調和できる縦長なものを考えていく必要があるのです。
しかしながら、日常で縦長なもの。それもグッズとして使えるような実用的なものは、ペンとスマートフォンケースぐらいしか思いつかない。というわけで、ペンを作ってみることにしましたが、これが思いのほか難しかったです。
■ペンの制作
絵柄をプリントしてグッズを作る場合、ものによって「絵柄を印刷できる範囲」が決まっています。ペンの場合、これが極端に縦長であることが問題でした。具体的には40mm×数mmと言った具合で、こうなるとドネルケバブの縦幅よりも横幅が問題になってくるのです。
またペンにTシャツで用いた絵柄をそのまま印刷すると、文字が小さくなりすぎて読めないという問題も浮上。Tシャツと比べて格段に小さくプリントされることになるので、ドネルケバブの大きさとともに文字の大きさも「串感を残しつつ、文字が読み取れる」ギリギリを探ることとなりました。
■ケバブペンの完成
そんなわけでケバブペンが完成しました。
元となるボールペンはゼブラ「クリップオンG 3C」で、赤・青・黒の3色ボールペンです。
コンビニで販売されているボールペンより一回り太い印象ですが、手に取ると握りやすく、握りやすさゆえ指先に力がかかり過ぎないので、リラックスして文字を書けます。
文字もしっかりと串感を残しつつ、判読できる大きさに仕上がりました。
印刷は片面のみなので、自分の手元側をケバブ柄、外側を無地とすることができます。ケバブ感を出すのが恥ずかしいという方であっても、外から見れば普通のボールペンに見えるよう、あえて両面印刷はしませんでした。隠れケバブマニアの方にも安心してご使用いただけます。
そしてケバブペンは、gooブログのマーケットサービス「マルシェル」にて販売致します。ぜひ当ページ一番下のリンクをご覧ください。
■ケバブング(ケバ文具)
定規、メモ帳、そして今回のペン。これらケバブ柄の文具に対して「ケバブング」という名前をつけてみました。ケバブペンのみならず定規、メモ帳との3点セットもご用意しましたので、ぜひご検討ください。
▼ケバブングたち