「LGBTとハラスメント」という新書を読んでます。
神谷悠一ってヒトと松岡宗嗣ってヒトの共著。
全188ページのうち、丁度100ページ迄読了しております。
読んでる間に段々腹が立って来ました。
そりゃ
「お前、ホモか?気持ち悪りーな」
とか
「あなたレズなの?変なのー」
なんてぇのは論外ですよ。
でも、この神谷と松岡は
「大変だったね」
とか
「僕は君たちを理解しているよ」
とか言うのも駄目だと言うんです。
このふたりが言ってるのは
「LGBTの個性を認めろ!個性を尊重しろ!」
って事。
でもね、ノンケのヒトだって全ての個性を認められたり、尊重されたりする事はないんです。
僕には付き合って40年の友人がいますが、彼の個性を全部理解はしておりません。
個性が六面体あったとしたら、僕が彼について理解しているのは三面体程度。
彼の性的指向なんて知りません。
神谷と松岡は企業でも、もっとLGBTに対して過保護にして貰いたい様です。
でもね、企業ってのは収益を上げる事が第一義。
仮に年間一億円のノルマがあったとして、ホモのヒトが十億円あげたら、きっと企業も腰を上げますよ。
ホモがオトコのケツ追っかけて年間三千万円しか売上がなかったら、そりゃ色々言われますわな。
こう書くと僕をガラパゴス的なオトコだと思う方もいるかも知れません。
でもね、僕はノンケですが16年新宿二丁目に出入りしてますし、バイの友人もいます。
二丁目のママとは一緒に二度タイに行ってますし、バイの友人とも普通に接してます。
個性も認めているし尊重もしております。
ただの友人です。
キワモノ・イロモノとして接した事は一度もありません。
マツコ・デラックスが5時夢かなんかで言ってました。
「そもそもマイノリティはマジョリティに従うもの。でも、それじゃあ今の時代はちょっと・・・ってんでマイノリティの意見も聞こうよ、ってのが今の流れ」
と。
僕も同意見です。
「それなのにマイノリティが声高に権利を!権利を!って言うからおかしくなる」
とも言ってました。
僕も禿同です。
別にハラスメントはLGBTの専売特許じゃありません。
オトコだから駄目。
オンナだから駄目。
老人だから駄目。
若者だから駄目。
左利きだから駄目。
かたわだから駄目。
病気だから駄目。
収入が多いから駄目。
収入が少ないから駄目。
人間、生きてりゃ色々なハラスメントは受けるんですよ。
僕に言わせりゃLGBTなんてまだまだ良い方だと思います。
いつも「可哀想だな」と思うのは幼女を性的指向とするヒト。
すなわちロリコン。
彼らは存在そのものが犯罪スレスレですからね。
10歳以下の幼女でなければ興奮や満足を得られない彼らの苦しみは如何程でしょう。
僕は若い女の子は大好きですが、ロリコンではありません。
自身がロリコンだったら・・・と思うとしんどくなります。
個性を認めろ!個性を尊重しろ!権利を!権利を!自分は!自分は!とわめくのも結構ですが、もうちょっと他者への配慮があっても良いんじゃないかな、と思うわけです。