大道具の素

劇団ほうき座の大道具・舞台裏

介護劇 『絆(きずな)』

2007年09月26日 | 舞台道具
早速、ZEROの吊物から「ほうき座」の道具を作り出す。



色々な工具を試したがアルミ箔を剥がすのは困難。水性塗料が使えないので新聞紙を貼る。当初はパネルは製作する予定で材料も用意したのだが、これ以上在庫を増やしたくないし、処理費用を考えると再利用したほうが「地球に優しい」と判断した。



高さ三尺のパネル用に作った人形なので、少し無理がある。稽古や録音に遠慮して作業は進まなかった。芝居の稽古にはほとんど参加できなかったが、当初から言っていた「単なる介護のマニュアルではなく芝居としてのドラマを膨らまして欲しい」という願いは叶っていて、とてもいい芝居になっていると思う。(身内が言っても説得力がないが)