大道具の素

劇団ほうき座の大道具・舞台裏

台詞は憶えましょ

2005年02月14日 | 舞台写真
「袋の女」(1989)


初めて台詞のたくさんある役で、憶えるのに苦労したあ。
ちょっとの台詞ならね。出番前に台本を見てて、忘れないうちに
帰ってこれたんだけど。この役はほとんど舞台に出てるから。
憶えるしかない。役者なら当たり前のことだろうけど。演技の
経験もなく、役者志望でも正式な劇団員でもないような時期の
素人にはとても大変なことなのでした。

大道具は過去にも上演されている作品なのでリメイクってやつかな。
工夫したのは中央を仕切る扉の下に小さなキャスターを付けたこと。

ほとんど3×6のパネルでコンパクトだったので、保管が出来ました。
この10年後に虻田町まで送られることになるとは予定もしてません
でしたが。

下に転がってる箱(フットライト)が懐かしい。

北海道をなめるな

2005年02月13日 | 舞台写真
「ピノキオの冒険」(1989)


2月の公演だから寒さとの戦いだった。水性ペンキを塗って、
立てかけて並べたパネルを見て、この戦いの勝利を確信。寝る。

次の日。「なんかキラキラ輝いてる?」お日様が当った所から、
ペンキが流れ出した。「しまった!乾いてない!凍ってるだけだ!」

慌てた…。「俺の負けだ…」厳寒の北海道に…。「そうさ、俺は北海道と
戦って負けたのだから。仕方が無いさ」


「ペンキの調色」との戦いもありました。2色までは問題ないですが、
3色混ぜると思い通りの色が出ないんです。どんどん濁る。増える。
はまりました。塗装感覚で一気にやっつけようとした自分が悪かった。
時間をかけて、「いい絵」にしなくては。できますか?「いいえ」



ガチ袋

2005年02月12日 | 工具治具


私のガチ袋です。仕事に合わせて中身は変化しますが。
これはフル実装じゃないですか。さすがに重いので
吊ベルトも付けてますなあ。(軽い時あんのかい)

ペンチから金切ハサミになるとさらに重いよ~。
それでも折込のこはアルミボディ、インパクトも
今時9.6Vです。12Vなんて重くてぶら下げていられないよう。

卓上丸のこ

2005年02月12日 | 工具治具


細い材料だから丸のこなんていらない。手のこで切るよ。って人でも。
精度を出すならこいつだね。安全度も高いし、0.5mmくらい落としたい
なんてことは簡単だし。角度切りも得意。




裏蓋に小割が打ってあるので、上に乗っても大丈夫。
(何人も乗っちゃいけません)


丸のこ用ガイド

2005年02月12日 | 工具治具
使うと便利。



ベンチ台は面唐セし浮「ので。これで引き割ってます。
ガイドが2本入るのは「造作丸のこ」の特徴ですね。
(あとは何が違うの?)





こいつはベニヤとコンパネで作ったもの。
やっぱりベニヤとコンパネなどの切断用。