輪島塗の菓子鉢
青海波(波の模様のこと)と 七宝文様(
漆で出す藍色の三重奏のハーモニー
上の縁の周りにある黒い半円は、照明の影です。
照明が強すぎて光沢の藍色が実物より良くは出ていません
がこれでご辛抱を。
横からの姿見です。
メディア、百貨店様ご推薦とあります。
時代の波に乗っていると強い照明の元、証明されました。
なんと器の下、底も金箔です。
海の底には金塊が眠っています。
出品者 采色塗 なか門
艶のある声が器の中から聴こえてきました。
透明度が高い輪島の海から、その眩く光る海の心地を
お茶席で感じて頂きたく制作し、
青い海での波の中、太陽が揺らぐ光線を表現しました。
青海波を蒔絵で七宝紋は沈金で光の変化を表現しました。
(トップに戻って良く見てください、技法が違うのです。)
漆で出すのは中々難しいブルーも挑戦し、
蒔絵師、上塗師、沈金師、の表現技術力にも注目して
いただきたい作品です。
漆の柔らかさも手に感じて頂けたらと思います。
人気投票で素晴らしい作品は他にも沢山ありました。
検索で是非調べてくださいね。
白雪姫はついつい見とれてしまって、なかなか文字が
打ち込めなくて困りました。
①宝尽し
福徳を招く文様として喜ばれ、
祝儀の着物や帯などに用いられる。
沢山の柄図案が一枚の布の上踊りの舞を見せています。
幾つ分かるかしら。
1.如意宝珠(にょいほうじゅ)
(これを得れば願いが思いのままにかなうという珠(たま))、
2.打出(うちで)の小槌(こづち)
(打てば自分の好むものがなんでも出るという小槌)
3.宝鑰(ほうやく)(宝蔵の鍵(かぎ))
4.金嚢(きんのう)(金銭を入れる袋)
5.隠れ蓑(みの)
(着ると身を隠すことができるという蓑)
6.隠れ笠(かさ)
(かぶれば身を隠すことができるという笠)
7.金函(きんかん)(黄金の箱)
8.丁字(ちょうじ)、花輪違(はなわたがえ)などを寄せて描いた
模様。
松竹梅や鶴亀などと組み合わせて使用することもある。
もう全部は分かりません、これだけで一つのブログを作れます?
②雪輪
平安時代から使われていて、雪は五穀の精と
言われており、その年が豊作になる吉祥の象徴とされて
いました。
江戸時代後期に、雪の結晶を顕微鏡で見ると六角形と
知られるようになり、庶民の間でも広く使われるよう
になった。
修練の賜物の日本の宝至布です。
あんまりにも素敵過ぎます。
今年は雪が少なくお米のお味がどうなるかしら?
③青海波(せいかいは)
発祥地は古代ペルシャでシルクロードを経て日本に伝わ
った。
青海波は、広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄で、
無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願い
と、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の
良い柄です。
飛鳥時代、平安時代に描かれた源氏物語の中に「青海波」
という雅楽を舞う若き光源氏の姿が描かれている。
④鳳凰
鳳凰は古来中国の伝説上の鳥ですが日本では少し変えて
容姿は前部が麒麟、後部が鹿、首は蛇、背は亀、
あごはツバメ、口ばしは鶏、尾は魚となります。
口ばしはニワトリ、あごはツバメ、
前部がキリン、後部がシカ、
首はヘビ、背はカメ、
尾はサカナ
五色絢爛(けんらん)な色彩で
羽には孔雀に似て五色の紋があり、
声は五音を発するという。
甘い泉の水・霊泉だけを飲み、
60年から120年に一度だけ実を結ぶという
竹の実だけを食べる、梧桐の木にしか止まらない。
鳳凰は、麒麟(きりん)、亀、竜と共に四端と
呼ばれる伝説の島で平和で幸せな世界が実現される時
=太平の時に現れる鳥として「平和の象徴」です。
⑤七宝(しっぽう)
七宝とは、金、銀、青い宝石の瑠璃(るり)、
水晶(玻璃・はり)しゃこ貝、珊瑚、
瑪瑙(めのう)のこと。
円形が永遠に連鎖し繋がる柄には、円満、調和、ご縁
などの願いが込められた縁起の良い柄。
また人の御縁や繋がりは、七宝と同等の価値がある
事を示している。
⑥瓔珞(ようらく)
赤を基調に描かれた赤絵。
瓔珞文様は赤でネックレスのような点線が描かれている。
瓔珞とは古代インドの貴婦人が身につけていた装身具で、
仏教に取り入れられて菩薩など仏像の飾りとして描かれ
神社や仏壇にもある。
また九谷焼にも見られるおめでたい文様です。
加賀友禅
白坂幸蔵作 「市松段 秋草」
地の黒色と淡い赤色、緑色で波の浮き沈みを立体化
しています。
その力強くたくましい荒波も花の華には従順で楽しそ
うに笑っているかのように見えます。
ゆら~り、ゆら~りと・・・・・
地響きからいつも歯止めをかけるのは?
(女性なのね?)(笑)
これを着こなすのは加賀のお姫様!
白雪姫少し生活態度を改めたいと誓います。
加賀友禅大使の優美な立ち振る舞いを賞賛いたします。
エビとカニのエキスの精さんかも知れません!
素晴らしいですね、
素晴らしいですね、
素晴らしいですね!