こんにちわ、大宮鉄道博物館から新館の3階入口に
展示されている歴史ステーションに簡単な鉄道の
歴史を知る写真が展示されています。
1850年代の日本は人や物を運ぶ手段として
馬や人の足、そしてとりわけ船が大きな役割を
果たしていました。
1825年から1870年の45年間を鉄道前史と位置ず
けています。
この時期が蒸気機関車の始まりの始まりでした。
イギリスでは世界に先駆けて18世紀から蒸気機関の
開発、18世紀の中ごろから産業革命が進展した。
最初に工業化したのは軽工業である綿織物の分野で、
イギリスの主要産業の一つであった。
蒸気機関を動力とした機織や紡績機の機械化と
イノベーションが促され、大量生産が可能になり、
軽工業では資本の一つとして安価な労働力を必要
とした。
又動力源となる石炭を採掘する炭鉱や、これを運び出す
積出港、綿布の原料となる綿花を引き受ける貿易港でも、
労働力を集中させるだけの需要が生まれた。
このように労働力が集中した工業都市は中世都市から
近代都市に発展し、都市間を結ぶ原料を大量に流通させる
システムが必要とされるようになった。
こうして生み出されたのが鉄道で
1825年に
最初の鉄道がリバプール - マンチェスター間
に施設された。
日本の鉄道前史はここから始まります!
そう産業革命の担い手は鉄道の展開だった。
ウキペディアから
リチャード・トレビシック
Richard Trevithick
1771 --1833
蒸気機関車の発明者でイギリスの技術者ワットが
鉱山技師ととして働く中で、大きな蒸気機関車を
小型化・軽量化させた「高蒸気エンジン」を発明した。
それを搭載した蒸気自動車を作り、その次に
蒸気機関車を作り鉄製のレールの上を世界で初めて
走行させた。
偉い人でした。
トレビシック制作の機関車や蒸気機関車、
また蒸気機関車運転の時の図があります。
ジョージ・スティーブンソン
George Stephenson
1781-1848
蒸気機関車の実用化を成功させた、イギリスの技術者。
炭鉱の蒸気機関車の火夫であった父親の元で手伝いを
しながら蒸気機関車や機械技術を学んだ。
労働者階級で凄いですね。
蒸気機関車の試作を重ねて
1825年ストックトン~ダーリントンの間に世界初の
公共鉄道が開通する時には技術長になった。
ロコモーション号を完成させ、
リバプール・マンチェスター鉄道の開業時には
ロケット号を製造して走らせ鉄道が普及する
基礎を築いた人です。
「 一人の天才が国を創る」
日本人も感謝の念を忘れません。
アメリカ初期の旅客列車
ロコモーション号が馬と競争をしています。
ロコモーション号
ロケット号
1829年 ロケット号の資料
平衡感覚が凄いです。
特権階級の自然科学のアイサイトから
労働者階級の下請けアイサイトが改善の
夜明けだった。
ロコモーション号(上)
プレンキンソップの機関車(下)
大宮鉄道博物館に展示されています。
それではお腹が空きました、はい。