こんにちわ、えへへ、本日はネタ切れです。
ダークマター(暗黒物質)です。
そこでただいま上野にいまして、上野ルミネヤさんの夜のショーウインドウ
を写したのを見てもらいたいです。
東京芸術大学の学生さんたちのコラボ作品だそうです。
そして全く相関関係がないのですけれど、古本屋さんで昭和時代出版の宮沢
賢治本を見つけまして嬉しくてただいま読んでいるので、ちょこっと載せさ
せていただきます。
「では皆さんは、そういうふうに川だと言われたり、乳の流れた後だといわれたりしていた、
このぼんやりとした白いものが本当は何かご承知ですか?」
先生は、黒板につるした大きな黒い星座の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯のような
ところを指しながら、みんなに問いをかけました。
「ですからもしも天の川が本当に川だと考えるなら、その一つ一つの小さな星はみんな
その川の底の砂や砂利の粒にもあたるわけです。またそれを巨大な父の流れと考えるなら、
もっと天の川と似ています。
つまりその星はみな、乳の中にまるで細かに浮かんでいる油脂の球にもあたるのです。
そんなら何がその川の水にあたるかと言いますと、それは真空という光をある速さで伝え
るもので、太陽や地球もやっぱりその中で浮かんでいるのです。
つまりは私どもも天の川の水の中に住んでいるわけです。そしてその天の川の水の中から
四方を見ると、ちょうど水が深いほど青く見えるように、天の川の底の深く遠いところほ
ど星が沢山集まって見え、従って白くぼんやり見えるのです。」
ということでして、白雪姫の頭も白くぼんやりしてきましたので宮沢賢治著「銀河鉄道の夜」
最初の1ページ目をちょこっと2ページ目は飛ばしまして、3ページ目を書き写しました。
ますます頭が白くなってまいりました。
ブラックホールへ吸い込まれていった心の目がまた復活して輝く女神の星を持って宇宙
遊泳をしている宇宙人でした。
もう行かないのう。
ここまでのおつき合いありがとうございました。