中国の感染者数の増加に驚いた2月初めである。それから半年過ぎて、今や日本がその中国を追い越す日が来ようとしている。32,000人の差となった今、1日に900人を超えるペースで追い上げている。計算上34日で追い抜く。9月半ば過ぎである。
中国は、1/22 571人、2/1 14,380人、2/10 42,638人、2/20 75,465人、3/1 80,026人というハイペースで増加していった。だが、国内への感染拡大を防ぐことに成功し、発生地でも収束させることに成功した。
日本は、ほとんど意味のない「学校の一斉休校」を実施し、東京五輪への影響を考慮して、本格的な対策を一切しなかった。その痛恨の政策ミスで感染者は全国に広まってしまった。国民はお上の言うとおりに、必死になって感染防止に努めてきた。だが、無症状という感染者によって、7月に『本格的な第一波』が襲ってきた。またもや政府は万死に値するミスをしでかした。新型コロナ拡散の「GoToキャンペーン」である。この心理的な影響は、今まで抑えてきた若者を中心にすぐさま反映されて爆発的な感染拡大に突入した。
この時期が真夏の7月、8月でなかったらどうなっていただろう。(中国では、1カ月で130倍に膨れ上がっていた)