ヘアメイクの仕事をしていて嬉しかったことが…。
「近い将来、僕がオーナーになったら、必ずヘアメイクとして呼びますからね。」
といつも言ってた人が本当に独立したこと。
そして、ついにヘッドハンティングされ、
本当に嬉しかったです。
有言実行ですね。
近いうちに、遊びがてら久しぶりに一緒に仕事してきます。
楽しみだなぁ~。
彼の場合、何が凄かったか?
と言うと、
週に1日しかない休みの日は、
市場視察、人脈開拓をして、
とにかく時間をフルに使っていた事。
どんなに年下の仲間に色々指示されようと、愚痴をこぼさなかったこと。
敢えて、そんな年下の仲間達と群れようとしなかったこと。
いつも我慢強かった。
そして、いつも自分の軸をずらさなかった。
たくさん悔しい想いをして、嫌な事があって、、、
見返したい!という気持ちがあったとしても、
それを口に出さないで、
「必ずオーナーになる」
とだけ言ってました。
これが本当に仕事ができる!、サービス業が出来る人なんだと思う。
サービス業というのは、
人に楽しい時間を与える仕事。
満足を与える事。
今日という日を思い出に残る特別な日にしてあげる仕事。
時間を売る仕事。
逆を言えば、
日常生活に於いて必要ではない物を提供するわけですから、
プラスアルファの仕事なので、あってもなくても良い仕事で。
私も美容業をやっていて、
サービス業なので、別に無くても良い仕事をしています。
髪なんか、自分で切れるし、カラーリングだって自分で出来るし、ヘアセットだって自分で出来ます。
だからこそ、満足を与えるために、色々と考えるわけですが。
そもそも、経営するにあたり、一番最初に考えたいのが、
どんな目的で会社を立ち上げるのか?
ということ。
「多くの人に喜んでもらいたい!幸せを与えたいからやる!」
等の、希望に満ちたコンセプトであることに私は賛同したい。
誰を見返したいからやる!
あの人が嫌い…
あの会社はおかしい…
等、大々的発言するようなのは違う気がする。
心の中で思っても、口に出す事でマイナスが発する。
人と合わないのは、
足元を見られたのは、、、
他人のせいではなく、自分のせい。
悪い方向に行ったときの為に、予め準備をしていれば良かっただけのこと。
人を責める前に、力量不足の自分を認めるべき。
牙を向けたり、攻撃的な考えの元では、
ある程度のところまでは伸びるだろうけれども、それ以上は繁栄されない気がする。
そこに集まって来る人の質にも関係するような気もするし、
それに携わる自分が、弱い自分にも思えてきます。
苦労して養ってきた自分自身のブランド価値も落ちる気がします。
それらを見極めるのは本当に大変だと思いますが、
今の私だったら、できるかな?
春になり、あらゆるヘアメイク事務所や会社からの依頼が来ているので、
色々と考えるわけです。
先日の卒業式の依頼もかなり厳選して取引をしたわけでして。
良い会社というのは、その会社の社長を見るだけではなく、
その社長の周りにいるスタッフや仲間を見ると良いですよね。
結局、1人で全部こなすなんて出来ないんだから。
ただ単に、気に入った人だけを寄せ集めた、慣れ合いの会社なのか?
それとも、
色んな変化を求め、刺激合いを期待したメンバーを集めているのか?
そして、
厳しく育てているのか?
甘やかして育てているのか?
どんな人とつるむのか?で全てが決まるわけで。
私の場合、同じアーティストを見たわけですが。
今年も当たり!だな。(笑)
と思いながら。
とても息が合い、やりやすかったです!
やっぱりチーム編成がある仕事が一番好きです。
一つのモノを、みんなで作り上げるその楽しさ!
ってところが。
それに到達するには、
社風を見抜く必要がある!って言うことですね。
早く、ちょっとした旅行がてら、久しぶりの再会と、ごはん奢ってもらいながら、仕事をしに行きたいな~(笑)