自制心と勇気

私は自分自身の生き方や今まで考えてきた事を振り返ってみると、自制心と勇気を持つべきだったと反省する。

女性の平均寿命は90才近くだから

私は健康ならあと40年くらいは

生きる事ができる。

好奇心や寂しい思いから様々な男性と簡単に出会い、身体の関係を持ち、短期間で別れる。40才後半からこんなバカな生き方をしてしまった。

こうなったのも母親のせいだと恨んだ時期もある。

結婚できないのも親の干渉や束縛、マイナス思考のせいだと思っていた。

社会人になった時点で、母親と離れるべきだった。

母親は私に不機嫌な態度をとったり、感情的なモノの言い方で我を通す人だが娘に捨てられたくないという思いが強いように思う。

数年前、私は仕事がパートなので突然の高額出費に困った。

母親に「少しずつ返済するから10万円貸してほしい」と頼んだ。

そしたら・・・

母は「ちょうど長年掛けていた定期預金が満期になるので、それをあげるから使いなさい」と言ってくれた。

金額は400万円くらい。

私は驚きと共に、もちろん感謝もした。

そして母と暮らしていればお金に困る事はないと確信した。

以前も妹に1台目の車を買ってあげたから、あなたも買い換える時は、車を買ってあげる」と言われ、130万円くらいの車を買ってもらった。

私は相当、ズルい人間かもしれない。

私に依存する母親より私のほうが

たちが悪いのかもしれない。

20代の頃から母親から離れていれば、私の人生はどうなっていただろう。

今はキッパリと出会い系アプリもやめました。もう疲れた。自分自身に疲れました。大変な事を経験する前に、やめたほうがいい。今は1人の男友達とごくたまに食事をしたり、LIEN交換したりしてるだけ。

自制心と勇気を持つことは、とても大切。わざわざ自分を傷つける行動をする必要はない。

「歪んだ愛」 7話

私は、いつもそうだ。肝心な時にミスをしてしまう。慌ててしまうクセがある。

母親のせいだ。何でも急かされて、感情的な言い方をされて、心が休まるという事はあまりなかった。

落ち着いてモノを考えるという事が見についていない。

人間は、何をするにもまずはよく考える事。行動も発言も。思いつきでモノを言ったり、衝動的な行動をする事は、後々良いことはあまりない。

和也へのメール送信の翌日、恐る恐るパソコンのメールソフトを立ち上げると・・・和也から返信が着ていた。

昨日と今日、たまたま和也は連休を取っており、職場には出勤していない。和也の意外な一面を見てしまってから、彼の姿は見ていない。

彼の返信は・・・「中原さん、だったんだ。もしかして知り合いかも？とは思ってたけど、同じ会社の人だったなんてびっくり！なんか気を遣わせちゃって、ごめんね。職場ではプライベートな会話はしたことなかったね。結婚されてるの？

僕は妻とは友達夫婦みたいな感じ。恥ずかしいけど、長い間、レスなので寂しくて、休日に付き合ってくれる人を探してます^_^;」という内容。

私は和也はもっとショックを受けているかと思ったのに・・・意外だった。

後で考えるとこんなメールを送信できる男性は相当、遊び慣れてる。初回メールで写真添付してくるコト事態、遊び慣れてる証拠。

私は和也を落ち込ませないため、その後、和也を気遣うようなメール返信をした。

和也は調子にのって、マメに私にメールを送ってきた。

その日の夕方、私は仕事帰りに、コンビニのイートインコーナーでコーヒーを飲んでいた。スマホを見ると和也からのメールが・・・・。

「中原さん、そろそろ仕事は終わった？もし予定なければ、これから会わない？

16時くらいに「こやま公園」に来られる？」

え・・・・こやま公園？

スマホで検索してみると私の自宅から車で10分くらいの場所にある公園。高速道路にあるサービスエリアの建物に裏道から入れる場所の途中にある。低い山の一画にある公園。

そんな所に呼び出して、どうするつもりなのか？と怖くなった。