今回の「郷土の文学を楽しむ」では、先週学んだ泉鏡花に関するDVDを
視聴し、新たに徳田秋声の略年譜を見ながら生涯と作品について
紹介しました。
同年代である二人の略年譜を見比べてみると、とても不思議なことが
分かってきます。
鏡花は秋声の年下ですが、尾崎紅葉には秋声よりも前に認められます。
一方秋声は、第四高等中学(後の第四高等学校、金沢大学)を中退し、
二度目にしてやっと紅葉門下に入ることが許されます。
よって作品が世に出るのは鏡花が先ですが、自然主義の隆盛に乗って
活躍したのは秋声の方でした。
二人の仲も良かったり、悪くなったり、また仲直りしたりととても複雑です。
こうしたことをさまざまな情報を踏まえて作品を読み比べてみるとさらに
面白さが増し、興味も湧いてきます。
視聴し、新たに徳田秋声の略年譜を見ながら生涯と作品について
紹介しました。
同年代である二人の略年譜を見比べてみると、とても不思議なことが
分かってきます。
鏡花は秋声の年下ですが、尾崎紅葉には秋声よりも前に認められます。
一方秋声は、第四高等中学(後の第四高等学校、金沢大学)を中退し、
二度目にしてやっと紅葉門下に入ることが許されます。
よって作品が世に出るのは鏡花が先ですが、自然主義の隆盛に乗って
活躍したのは秋声の方でした。
二人の仲も良かったり、悪くなったり、また仲直りしたりととても複雑です。
こうしたことをさまざまな情報を踏まえて作品を読み比べてみるとさらに
面白さが増し、興味も湧いてきます。