新装!中島賢介研究室

勤務大学における授業内容や雑談に関する説明などを中心に綴ります。よかったらお立ち寄りください。

自己評価の難しさ

2009-11-28 02:48:27 | 研究
 昨日今日と、保育士養成校の教員が集まる研修会に参加しています。
 これからの保育士はきちんと自己評価ができるよう育成しなければならないというお話を聞きました。
 この自己評価、指導的な立場にある仕事に就く人には必ず付いて回るものです。
 これがいい加減だと、組織自体が甘くなり、それが厳しすぎると労働意欲の低下につながります。
 自己評価の結果が査定などに響くと考える人が多ければ、実施はなかなか難しいと言わざるを得ません。
 ただ、自分を正当に評価すると考えて、項目ごとに整理し、それが個人のためだけでなく全体のために貢献しているか、
 延いては社会的な貢献に及んでいるかを考えることはとても大切ではないかと思います。

オーストリア・チロル州関連HPがおもしろい

2009-11-27 10:02:00 | 子育て
 さまざな機会で名刺を交換すると、思わぬ所からメールが届くことがあります。
 やはり企業のコマーシャルの類が多いのですが、その中にも見てみたいと思うHPがあると嬉しくなります。
 昨年、オーストリアに視察に行った際、通訳をしてくださった方からのメールが届きました。
 オーストリアのチロル州のページに関する広報記事が載っていました。
 ご自身でもマーケティングの会社を経営されているだけあって、とても楽しめるものでした。
 時間がない時でも気分転換になり、また今度行くときは更に問題意識を高めておこうとモチベーションアップにもなります。
 私のブログもそういうものにしていきたいと思います。

まあ先生の保育スピリット

2009-11-24 18:28:26 | 授業
 本日のキャリア講座は、まあ先生こと菊地政隆先生による特別講義でした。
 いつもは実技を踏まえてのお話ですが、今回のキーワードは「保育スピリット」でした。
 さまざまな子どもの育ちとともに、子どもと向き合わなければ得られないことばかりが登場し、学生たちの心を熱くしてくれました。
 学生もそうですが、毎回我々大学教職員の思いを熱くさせてくれる先生です。
 次回が今から楽しみです。

お金はないものとして考える

2009-11-20 11:24:25 | 子育て
 いくつかのイベントに参加して考えたことは、「お金はないものとして考える」です。
 お金があれば、お金に頼って創意工夫を怠ったり、予算を使わなければ来年は減らされるといった脅迫観念に襲われたりします。
 しかし、もともと「お金がない」と割り切ってしまえば、何とかして成功させたいという意欲が試され、ない知恵を振り絞りアイデア勝負になります。
 そこに新たな知的な創造が生まれるのではないかと思います。
 確かにお金があれば予算を立てて計画的に実行に移せますが、本来はその逆ではないかと思うのです。
 これからは、お金がないということを前提に考える癖がついてきます。
 これからはアイデア勝負のイベントが次々と登場し、主催者観客ともに知的好奇心が高められていくことでしょう。
 お金がないのは悪いことだけではないのです。(と自分を納得させる……)

郷土の文学 食を楽しむ

2009-11-17 15:15:19 | 授業
 今回の授業は、生活することシリーズ第2弾「食」です。
 ご存知でしたか。日本列島雑煮文化の境界線が金沢にあるということを。
 伝承料理研究家奥村彪生氏によれば、角餅文化圏と丸餅文化圏の分岐ラインは、
金沢と和歌山で結ばれているそうです。
東にも西にも広がるのがすまし文化圏であり、近畿地方を中心にした白味噌文化圏が間にはさまっているといった具合です。
福井県などには赤味噌文化圏も存在するそうです。
 今回は、こうした紹介を皮切りに文学作品の中に描かれる加賀料理についてお話いたします。