9年ぶりに、千葉で迎えるパリーグ開幕戦。
朝からそりゃもう大変な騒ぎ。
仲間内と話して、一応9時頃をめどにつく予定で、7時半過ぎには家を出たのだが、幕張本郷から乗ったバスが大誤算。
マリンスタジアム前駐車場に入ろうとする車であたりは時ならぬ渋滞。
まさか海浜幕張駅前から渋滞にはまるとは、さすがのおじさんもそうは思わなかったぞ。いやがおうにも「開幕なんだな」という気分が高まる。高まりはするけれど、渋滞でバスは遅々として進まず、歩こうにも腰痛持ちだし座っているからなんとなく座って行こうかな。どうせマリンスタジアムは目の前にあるのだし、前夜12時に仲間内が音頭を取ってくれて、場所取りは済ませてあるから、席の心配がないといえばないのだけれど、もう仲間は待っているだろうし、そこは待たせるのも悪かろうと、早く着くのも仲間内のエチケットの一つであろう。
渋滞にはまること約15分、ようやくバスはマリンスタジアムに到着。
場所は前夜にとっていたものの、やはりというか、外野、特にライトスタンドの列はあり得ない状況になっていて、ライトゲートの入場待ちの列が、ライトからセンターバックスクリーンを通り越し、レフト入り口まで達してさらに折り返す有様。これではライトに席を見つけるというよりも、むしろ外野席自体に入れるのかとさえ思える行列。これまでマリンスタジアム開幕戦は6年ほど経験しているけれど、ここまでの外野の行列というのは想像したことすらない。今まではせいぜい混んでもセンターバックスクリーンあたりが限界だったので、いくら9年ぶりに迎える千葉開幕、相手が東北楽天ゴールデンイーグルスという初物であったとしても、常識の域を遙かに超している。これは後で聞いた話だが、やはり遅れてきた仲間は入場制限に引っかかり、入れなかった模様。
これだけ並んでいれば、そりゃ体調を崩す人が一人くらいいてもおかしくはないよなあ。現に開場前の10時半頃、担架で一人救急車へと運ばれていったマリーンズファンがいた。今朝方冷えたので低体温症になってしまったのだろうか。
開場してから、早速記念グッズを入手するべくグッズ売り場へ。マリーンズとイーグルスの開幕記念弁当と開幕記念Tシャツ、どちらにしようか迷って、買いやすくて形に残る開幕記念Tシャツ2500円なりを買い求める。楽天の初陣を記念してのTシャツだから、数年後にはレア化すること間違いなし。しかし、あまりに人が多すぎて、グッズ売り場のある内野通路から外野へ戻れないのには参った。外野で国境を形成している係員に泣きついて通してもらったのだが、考えてみればこの係員、外野の客がまだ入場中ということで、内野通路から外野への立ち入りを規制していたようなのだが、こちらは外野チケットの半券はすでに切れている、つまり席は確保しているわけだから、外野チケットを提示して通行させても何ら問題ないように思えるのだが。危険防止とはいえ、アルバイトそのまんまの杓子定規な通行規制はいかがなものかともそもそと苦言を呈しておく。
苦言を呈しておくといえば…。そう、試合。
試合にもそもそと苦言を呈したい。
いくら相手が春まだ遠い東北楽天といえど、こちとらが走塁ミスを2度もやっちまったら勝てるものも勝てないんじゃあ!!
しかも相手投手岩隈を叩こうとするその矢先のミスが2回あったのでは、相手も立ち直らせてくれてごちそうさま、こちらは負けるべくして負けているようなものである。相手は一枚看板の岩隈。そうそう点は取れないと分かっていたはずである。よしんば百歩譲って果敢な走塁の結果なら、長い目で見てそれもよしとしよう。しかし今日のミスは、中途半端な走塁で2度チャンスをつぶしていたので、今日はそれは当てはまらない。
結局試合は3対1で、東北楽天にむざむざと初勝利を献上。明日のスポーツ紙の一面見出しは、デイリーと報知以外は楽天初勝利なんだろうな。
試合終了後、仲間内とのあいさつもそこそこに抜け出して、一人渋谷を目指す。たびたびこのブログにも顔を出してくれている越前様も福井からお見えで、つもる話もいっぱいあったのにできずじまいで残念なのもそこそこに球場を後にした。
というのも、今日は夕方6時から渋谷のライブハウスで「タイムボカン祭り・ボカンと一発コンサート」があり、チケットを6500円もはたいて買ってしまっていたからには行かねばならぬ。しかも球場を出たのは4時半を既に回っていて、時間的にもかなり逼迫していた。
海浜幕張に着いたらタッチの差で東京行き快速に行かれ、今度の速い電車は17時10分発の特急だと。時間も時間で、おそらく、いや完全に6時には間に合わないだろうけれど、それでも先を急ぐべく「びゅーわかしお号」に500円を投資する。
海浜幕張→東京→赤坂見附→渋谷。
残念ながら、渋谷に着いた時点でもう6時。あーあ。もう開演しちゃったか。
しかもライブハウスのある場所まで行ったことがないから分からないんだよなあ。地図を見てみたらラブホテル街のど真ん中みたいだから、東急本店から道一本入ればわかるのかな。その辺は己の方向感覚を信じて歩こう。
…信じるまもなく一発でライブハウス、渋谷O-eastを発見。ドアの向こうからは、ギターをかき鳴らして歌う山本正之の歌声が聞こえてきた。
しかしこのイベント、タイムボカンシリーズを見て育った人にはたまらない仕掛けが多数組まれていた。もちろん、歴代タイムボカンシリーズの歌は言うに及ばず、よもや声優陣総入れ替えが話題のドラえもんにあって、
生のび太と生ジャイアンのかけあいが楽しめたり、さらに
生甲本ヒロトまで拝められるというビッグサプライズつき。今やザ・ハイロウズのボーカリストとして、ロックンローラーの地位を不動の物にしている甲本ヒロトを脇役扱いできるのは、世界ひろしといえど山本正之だけだろう。
知らない人に説明しておくと、その昔、たしかヤットデタマンかなにかのアフレコの収録を、まだ当然のごとくデビュー前の甲本ヒロトが見学に来ていて、その頃から彼は、山本の作る音楽に心酔していたところから交流が始まったのである。
3悪の掛け合いを生で拝み、甲本ヒロトも生で拝められてもうお腹いっぱい。これなら6500円も払いがいがあったというものである。
さあ、今日は話題作りに楽天に一勝をくれてやったけれど、明日は必ずうちがもらおう。
まだシーズンは、始まったばかり。
たまにはこんな、夜中から朝から晩までお祭り騒ぎって言うのも、悪くはないかも。
なによりも楽しめたのだからいいじゃないか。
朝からそりゃもう大変な騒ぎ。
仲間内と話して、一応9時頃をめどにつく予定で、7時半過ぎには家を出たのだが、幕張本郷から乗ったバスが大誤算。
マリンスタジアム前駐車場に入ろうとする車であたりは時ならぬ渋滞。
まさか海浜幕張駅前から渋滞にはまるとは、さすがのおじさんもそうは思わなかったぞ。いやがおうにも「開幕なんだな」という気分が高まる。高まりはするけれど、渋滞でバスは遅々として進まず、歩こうにも腰痛持ちだし座っているからなんとなく座って行こうかな。どうせマリンスタジアムは目の前にあるのだし、前夜12時に仲間内が音頭を取ってくれて、場所取りは済ませてあるから、席の心配がないといえばないのだけれど、もう仲間は待っているだろうし、そこは待たせるのも悪かろうと、早く着くのも仲間内のエチケットの一つであろう。
渋滞にはまること約15分、ようやくバスはマリンスタジアムに到着。
場所は前夜にとっていたものの、やはりというか、外野、特にライトスタンドの列はあり得ない状況になっていて、ライトゲートの入場待ちの列が、ライトからセンターバックスクリーンを通り越し、レフト入り口まで達してさらに折り返す有様。これではライトに席を見つけるというよりも、むしろ外野席自体に入れるのかとさえ思える行列。これまでマリンスタジアム開幕戦は6年ほど経験しているけれど、ここまでの外野の行列というのは想像したことすらない。今まではせいぜい混んでもセンターバックスクリーンあたりが限界だったので、いくら9年ぶりに迎える千葉開幕、相手が東北楽天ゴールデンイーグルスという初物であったとしても、常識の域を遙かに超している。これは後で聞いた話だが、やはり遅れてきた仲間は入場制限に引っかかり、入れなかった模様。
これだけ並んでいれば、そりゃ体調を崩す人が一人くらいいてもおかしくはないよなあ。現に開場前の10時半頃、担架で一人救急車へと運ばれていったマリーンズファンがいた。今朝方冷えたので低体温症になってしまったのだろうか。
開場してから、早速記念グッズを入手するべくグッズ売り場へ。マリーンズとイーグルスの開幕記念弁当と開幕記念Tシャツ、どちらにしようか迷って、買いやすくて形に残る開幕記念Tシャツ2500円なりを買い求める。楽天の初陣を記念してのTシャツだから、数年後にはレア化すること間違いなし。しかし、あまりに人が多すぎて、グッズ売り場のある内野通路から外野へ戻れないのには参った。外野で国境を形成している係員に泣きついて通してもらったのだが、考えてみればこの係員、外野の客がまだ入場中ということで、内野通路から外野への立ち入りを規制していたようなのだが、こちらは外野チケットの半券はすでに切れている、つまり席は確保しているわけだから、外野チケットを提示して通行させても何ら問題ないように思えるのだが。危険防止とはいえ、アルバイトそのまんまの杓子定規な通行規制はいかがなものかともそもそと苦言を呈しておく。
苦言を呈しておくといえば…。そう、試合。
試合にもそもそと苦言を呈したい。
いくら相手が春まだ遠い東北楽天といえど、こちとらが走塁ミスを2度もやっちまったら勝てるものも勝てないんじゃあ!!
しかも相手投手岩隈を叩こうとするその矢先のミスが2回あったのでは、相手も立ち直らせてくれてごちそうさま、こちらは負けるべくして負けているようなものである。相手は一枚看板の岩隈。そうそう点は取れないと分かっていたはずである。よしんば百歩譲って果敢な走塁の結果なら、長い目で見てそれもよしとしよう。しかし今日のミスは、中途半端な走塁で2度チャンスをつぶしていたので、今日はそれは当てはまらない。
結局試合は3対1で、東北楽天にむざむざと初勝利を献上。明日のスポーツ紙の一面見出しは、デイリーと報知以外は楽天初勝利なんだろうな。
試合終了後、仲間内とのあいさつもそこそこに抜け出して、一人渋谷を目指す。たびたびこのブログにも顔を出してくれている越前様も福井からお見えで、つもる話もいっぱいあったのにできずじまいで残念なのもそこそこに球場を後にした。
というのも、今日は夕方6時から渋谷のライブハウスで「タイムボカン祭り・ボカンと一発コンサート」があり、チケットを6500円もはたいて買ってしまっていたからには行かねばならぬ。しかも球場を出たのは4時半を既に回っていて、時間的にもかなり逼迫していた。
海浜幕張に着いたらタッチの差で東京行き快速に行かれ、今度の速い電車は17時10分発の特急だと。時間も時間で、おそらく、いや完全に6時には間に合わないだろうけれど、それでも先を急ぐべく「びゅーわかしお号」に500円を投資する。
海浜幕張→東京→赤坂見附→渋谷。
残念ながら、渋谷に着いた時点でもう6時。あーあ。もう開演しちゃったか。
しかもライブハウスのある場所まで行ったことがないから分からないんだよなあ。地図を見てみたらラブホテル街のど真ん中みたいだから、東急本店から道一本入ればわかるのかな。その辺は己の方向感覚を信じて歩こう。
…信じるまもなく一発でライブハウス、渋谷O-eastを発見。ドアの向こうからは、ギターをかき鳴らして歌う山本正之の歌声が聞こえてきた。
しかしこのイベント、タイムボカンシリーズを見て育った人にはたまらない仕掛けが多数組まれていた。もちろん、歴代タイムボカンシリーズの歌は言うに及ばず、よもや声優陣総入れ替えが話題のドラえもんにあって、
生のび太と生ジャイアンのかけあいが楽しめたり、さらに
生甲本ヒロトまで拝められるというビッグサプライズつき。今やザ・ハイロウズのボーカリストとして、ロックンローラーの地位を不動の物にしている甲本ヒロトを脇役扱いできるのは、世界ひろしといえど山本正之だけだろう。
知らない人に説明しておくと、その昔、たしかヤットデタマンかなにかのアフレコの収録を、まだ当然のごとくデビュー前の甲本ヒロトが見学に来ていて、その頃から彼は、山本の作る音楽に心酔していたところから交流が始まったのである。
3悪の掛け合いを生で拝み、甲本ヒロトも生で拝められてもうお腹いっぱい。これなら6500円も払いがいがあったというものである。
さあ、今日は話題作りに楽天に一勝をくれてやったけれど、明日は必ずうちがもらおう。
まだシーズンは、始まったばかり。
たまにはこんな、夜中から朝から晩までお祭り騒ぎって言うのも、悪くはないかも。
なによりも楽しめたのだからいいじゃないか。
さてさて、「タイムボカンシリーズ」僕は大阪で再放送を見てました。大ファンです、ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラこの3人の(笑)ドクロクベエに怒られ、エンディングは3人そろってチャリンコで帰っていくシーン、子供心に焼きついてます。なつかしー