事故原因は? 速度、軌道、車両の状態が焦点 (朝日新聞) - goo ニュース
結局、今日は起き抜けからほぼ一日、この事故の情報収集に費やしてしまった。
しかし、さすがは2ちゃんねるの鉄道板住人、この事故が踏切事故でないことや、1両目の車両がマンションの下に食い込んでいて、ヘリコプターからの空撮では確認できないことなど、あっという間に見抜いてしまっている(笑)。普段クソの役にも立たないどころか、一部では百害あって一利なしとまでいわれる鉄ヲタも、こーゆー時だけは一応役に立つのね。いや、俺は役にもなんにも立っていないけれどね。
昼の時点で自分が出した仮説はこう。
即ち競合脱線という説。
状況証拠からして、前停車駅である伊丹駅をオーバーランして1分30秒遅延していたこと、尼崎がJRにとっても交通の要所で、少しの遅れも乗り入れ先他、他線に遅れが波及することを恐れた運転士が遅延回復のための運転をしていたことなどが推察できることから考えると、70キロ制限がかけられた曲線で「多少の」速度超過があったことによる車両同士のせり上がりが原因ではないかと考えるのが自然かなあと。
この車両同士のせり上がり脱線は、古くは1963年鶴見事故、最近では2000年3月の営団地下鉄(当時)日比谷線中目黒駅付近での脱線衝突事故などでも起きていることで、何らかの原因で車両同士が浮き上がって脱線したと考えられる。これはあくまで俺自身の仮説であって、詳細は航空鉄道事故調査委員会の詳細を待たねばならないが、おそらく若くて経験が一年未満とはいっても運転士とて、速度制限まで頭から抜け落ちるほどの馬鹿ではあるまい。というのは、この右カーブを過ぎた後、今度は左カーブとなって尼崎駅に進入する線形になっており、いくらなんでもその線形を忘れて猛スピードで曲線に突っ込んだとは考えづらい。これはJR西日本と鉄道総研が、「理論上」時速133キロ以上で脱線の可能性と発表したことからも伺える。
ただ、未だどのくらいのスピードで現場に突っ込んだのかは分からない。おそらく、「多少の」速度超過で現場に突っ込んだことは間違いない。コーナーに突っ込む際にブレーキのかけ方が甘かったか、車両か軌道に何らかの不具合があったのかもしれないが、その辺は発表を待ちたいところ。
また遠因として、JR西日本の厳格な労務管理があったのも否定できない。オーバーラン、少しの遅延で地上勤務、研修センターで「肩たたき」があると聞いている。運転士がそうした処分を恐れて、焦って遅延回復運転をしたことは想像に難くない。これはおそらく、どこの報道も一切報道しないだろうから書いておこう。
事故でお亡くなりになった方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
ちなみに、記事を漁っていたら、この事故に遭遇した人のブログが見つかりました。
このブログです。興味のある方はご一読なさってはいかがでしょうか。
結局、今日は起き抜けからほぼ一日、この事故の情報収集に費やしてしまった。
しかし、さすがは2ちゃんねるの鉄道板住人、この事故が踏切事故でないことや、1両目の車両がマンションの下に食い込んでいて、ヘリコプターからの空撮では確認できないことなど、あっという間に見抜いてしまっている(笑)。普段クソの役にも立たないどころか、一部では百害あって一利なしとまでいわれる鉄ヲタも、こーゆー時だけは一応役に立つのね。いや、俺は役にもなんにも立っていないけれどね。
昼の時点で自分が出した仮説はこう。
即ち競合脱線という説。
状況証拠からして、前停車駅である伊丹駅をオーバーランして1分30秒遅延していたこと、尼崎がJRにとっても交通の要所で、少しの遅れも乗り入れ先他、他線に遅れが波及することを恐れた運転士が遅延回復のための運転をしていたことなどが推察できることから考えると、70キロ制限がかけられた曲線で「多少の」速度超過があったことによる車両同士のせり上がりが原因ではないかと考えるのが自然かなあと。
この車両同士のせり上がり脱線は、古くは1963年鶴見事故、最近では2000年3月の営団地下鉄(当時)日比谷線中目黒駅付近での脱線衝突事故などでも起きていることで、何らかの原因で車両同士が浮き上がって脱線したと考えられる。これはあくまで俺自身の仮説であって、詳細は航空鉄道事故調査委員会の詳細を待たねばならないが、おそらく若くて経験が一年未満とはいっても運転士とて、速度制限まで頭から抜け落ちるほどの馬鹿ではあるまい。というのは、この右カーブを過ぎた後、今度は左カーブとなって尼崎駅に進入する線形になっており、いくらなんでもその線形を忘れて猛スピードで曲線に突っ込んだとは考えづらい。これはJR西日本と鉄道総研が、「理論上」時速133キロ以上で脱線の可能性と発表したことからも伺える。
ただ、未だどのくらいのスピードで現場に突っ込んだのかは分からない。おそらく、「多少の」速度超過で現場に突っ込んだことは間違いない。コーナーに突っ込む際にブレーキのかけ方が甘かったか、車両か軌道に何らかの不具合があったのかもしれないが、その辺は発表を待ちたいところ。
また遠因として、JR西日本の厳格な労務管理があったのも否定できない。オーバーラン、少しの遅延で地上勤務、研修センターで「肩たたき」があると聞いている。運転士がそうした処分を恐れて、焦って遅延回復運転をしたことは想像に難くない。これはおそらく、どこの報道も一切報道しないだろうから書いておこう。
事故でお亡くなりになった方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
ちなみに、記事を漁っていたら、この事故に遭遇した人のブログが見つかりました。
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関西に行くとあの列車乗りことがありますよね。他人事とは思えません。
今日も常磐線でスーパーひたち号が立ち往生したトレーラと衝突脱線したみたいだし。