小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

あれから5年が経ちました。

2009-06-13 16:14:42 | プロ野球電波通信
早いのか、遅いのか。
あれから5年の月日が経ちました。

近鉄とオリックスの球団合併が、日経朝刊にすっぱ抜かれて、はや5年が経ちました。
一つのスクープから、1リーグ制10球団にしようという動き、いわゆる「球団再編問題」が一気に起きたのが、5年前の今日でした。

そして今年。
マリーンズに突如降って沸いた、監督契約問題に端を発した、フロント、選手、ファンをも巻き込んだお家騒動。
2004年以降、この季節がやってくると、どうしても胸の奥底が痛み出すのだけれど、過去4年は、一過性のものでしかなかった。
ところが今年は、シーズン前から、否応なくこの日のことを意識せざるを得ない展開に。
移転をちらつかせたとされる幹部会議の議事録とされるものが、本物かどうかは、未だもって真相は藪の中。おそらく真相が割れることはないだろう。
移転を本当にマリーンズが考えているかどうかなど、ファンレベルでは知り得ようがないし、話の性質上、逆に知っていたらおかしな話。万に一つ、いや億に一つでも、話が漏れてはまずいということは、5年前の今日、近鉄とオリックスの合併が日経によってすっぱ抜かれたことに端を発する、球界再編問題の騒動を見れば、もはや説明する必要はないだろう。
ただ、この話が終わったわけではないし、「もしかしたら…」と思わせる話が転がっているのも、また事実。
それら事実を並べて、「だから移転があるかもしれないのだ」などと言うつもりはない。それでは単に状況証拠のみを並べて、いたずらに不安を煽るオオカミ少年と同じだろう。
ただ、「オーナー代行様があれだけ火消しに躍起になられたのだから、移転などがあるわけないだろう」とは、本当はそう思いたいし、そうあって欲しいけれど、一言で言って「波乱含み」なのは否めない。
こればっかりは、行方を注視するほかにないと思っている。
「ない」ことを「ある」とは、もちろん言わないけれど、「ある」ことを「ない」とは、言い切ることは出来ないのだから。
一連の問題は、それ自体が「点」で終わってくれれば、各所に散らばっている「点」が、1本の「線」に繋がらなければ、それに越したことはないと思うのだけれど…。

決して、何かを求めているわけではない。
もちろんチームの勝ち星は求めているけれど、そんなものは試合が始まってみないと分からない。
丁半ばくちだから、勝って欲しいとスタジアムへ通う。
一度は優勝したかもしれないけれど、まだまだ弱いチームだし、だから千葉に、或いはビジターに応援に行くのだし。それ以外にあるだろうか。

6月10日の広島戦。
ボビーシートで広島ファンに取り囲まれながらも、相手チームのファンを心底「羨ましい」と思ったのは、なぜだろう。
スティックメガホンをバシバシ叩きつつも、心底楽しみながら、しかも愛情を持って、情熱的に応援しているその姿を、いつの間に、おいらは羨ましがるようになってしまったのだろうか。
本来、応援とはこのような姿なのではなかったか。

そしてスタジアムでの出会い。
そこにある、みんなの笑顔に触れるために。
それが明日の活力となって、日々が流れるために。
それ以上のものなど、おいらには必要ありません。
スタジアムで皆さんと触れられる笑顔。
その「遊び場」を守ることとは何か?
そのために、おいらがマリーンズに、千葉マリンに、「与え続けられる」ものは、果たしてなんだろうか。

おそらく、求め続けていくものが恋 奪うのが恋
与え続けていくものが愛 変わらぬ愛
だからありったけの思いをロッテに与え続けられたら それだけでいい

あれから5年。
未だに答えを探し続けて模索していますが、答えが見つかったかといえば、もちろんまだまだ見つかってもいないし、これからも探し続けなければならない事だと思っています。
それが見つかるかどうかは、正直、分かりません。

あれから5年。
まさか、あの時味わった辛苦を、ここに来て思い返すとは、思いもしませんでした。
マリーンズだけではなく、檻ッ鉄も神戸撤退を2年ぶりに匂わせるなど、動きはまだ、沈静化したわけではありません。

No more! 6.13!!

関係過去ログ
2008年6月13日付「合併反対!No Nore 6・13!!」


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5 コメント

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Unknown (3636)
2009-06-14 00:16:36
楽天ファン(旧近鉄ファン)の
人に署名をもらった時の事を思い出しました。
人は同じ過ちを繰り返すのでしょうか?

追記:三沢社長のご冥福をお祈り致します。
返信する
あれから… (陀羅尼助丸(山間部の夜は肌寒いッス))
2009-06-14 01:47:38
あれから5年ですなぁ~。
小馬さんは毎年、この日は‥この話題でピックアップされてますね。⇒とても!良い事だと思います。
この日は、パ・リーグファン…いや!日本のプロ野球ファン・関係者~全員が忘れてはならない日でしょう。
5年経った今“停戦状態”なだけで、また「球界再編騒動」みたいなのが‥いつ勃発してもおかしくない現状ですからね~(-.-;)。
先日の広島戦でカープファンの方々との交流で…小馬さん自身、グッと来る何かを感じたみたいで。
私も06年7月29~30日に自身初となる広島市民球場へ横浜応援で行った時、広島ファンの方々と~野球談義~たわいない世間話も含めた~交流をしましたが、実に羨ましいというか何と言うか…情熱・愛情…たる何かを感じ、言葉では言い表せない何かを得て、広島市民球場に深々と礼をして帰った記憶がありますね。

広島ファンから学ぶ事は沢山あります。
そんな機会を与えてくれた横浜に感謝~。広島ファンに脱帽…。
そして05年に私を横浜との兼任を承諾してくれた⇒関西でのロッテ応援仲間である、晴明ママには本当に!感謝~感謝…であります。
私自身、野球観戦の奥深さを痛感し…学びの道を歩まさせてくれた訳ですから。
セ・リーグを知る事も大事だと…(^_^)v。

そういう意味でも⇒04年6月13日は野球観戦の原点を見つめ直す日として、忘れてはならない日ですね。
返信する
正直 (小馬太郎兵衛)
2009-06-14 11:50:45
このネタは取り上げない方がいいんです。
2度と思い出したくもないという方々も大勢いらっしゃるでしょうし。
ですが、今年こそは書かなければいけなかったんです…。。。

>3636さん

この話は、どうしても6.13とリンクせざるを得ないような話の流れなんですよね。
ただ、それを大げさに書いちゃうと、ミスリードが怖いですから、おおっぴらには書けませんでしたので、ああいった微妙な表現にならざるを得なかったのですが…。

>陀羅尼助丸兄さん

先のエントリでも触れたのですが。

「誇り」とは何か。
「応援」とは何か。
「チーム愛」とは何か。

シーズン前から、ずっとこのことを考えさせられるような事ばかり続いています。
ましてや署名活動を行っている組織の長だか顔だかの方自ら、ファンを分断するかのような行為に出たり、「自分たちへのリスペクトが足りない」と言い出した時には唖然としましたが…。
私がそれでも、署名活動に関してほとんどなにも否定的な事を書かなかったのは、彼らの中のほんの一握りでも、その先に見えるであろう出来事を、「思いたくはないけれども」見据えて活動されている方がいらっしゃったからです。いや、おいらには少なくともそう見えたからです。

今年ほど、こんなに心が折れそうなシーズンはありませんでした。
だからこそ、今しっかりと、一連の出来事について考えておきたかったのです。
返信する
応援団の (3636)
2009-06-14 21:38:28
決意表明を重く受け止めましょう。
監督を切るためにシーズンを丸々
棒に振る決断をシーズン前にした
フロントを、団長の言ったように
許してはいかんのですよ。
応援団全員が退路を断った以上、ライトの
住民はこれを支持すべきだと少なくとも
僕は思います。
返信する
こればっかりは (小馬太郎兵衛)
2009-06-15 01:29:11
我々は、我々の決めた方針に則って行動するほかないでしょうな。
その点はもう既に、GW前に騒々しくなった時点で決めております。
少なくともおいらの方針はその1点ですね。

あとは、スタンドの流れを注意深く見守りたいと思っております。
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