小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

凱旋門賞展望

2006-10-01 14:52:08 | 競馬の話をしようか
ディープは万全な最終調整 2日未明に凱旋門賞 (共同通信) - goo ニュース
 
【パリ30日共同】昨年の3冠馬ディープインパクトと武豊騎手の日本最強コンビが挑む競馬の世界最高峰レース、フランスの第85回凱旋門賞(G1)が1日午後5時35分(日本時間2日午前0時35分)の発走予定で、当地のロンシャン競馬場で行われる。

当日の天気予報は晴れ時々曇り。決戦を翌日に控えた30日、ディープインパクトは滞在先のシャンティイ調教コースで最終調整を行い、万全な動きを見せた。

日本調教馬の凱旋門賞挑戦は、1999年のエルコンドルパサーの2着が最高。2連覇を狙うハリケーンランなどを退けて優勝すれば、馬、騎手ともに日本競馬史上初の快挙となる。


馬番枠番
馬名
調教国重量
騎手
ハリケーンラン
フランス59.5
K・ファロン
ディープインパクト
日本59.5
武豊
ゲストネーム
フランス56
O・ペリエ
レイルリンク
フランス56
S・パスキエ
プライド
フランス58
C・ルメール
シロッコ
フランス59.5
C・スミヨン
アイリッシュウェルズ
フランス56
D・ブフ
シックスティーズアイコン
イギリス56
L・デットーリ


※「枠番」はゲート番の意。日本以外では、馬番とゲート番は違う。

大多数の競馬ファンにとっても、ごく普通の一般人の方々にとっても、ディープインパクトの海外遠征はご存知のはず。
凱旋門賞といえば、競馬界の中でも最高級の栄誉のあるレースの一つ。
即ち、世界一を争うレースである。
思えば1999年、エルコンドルパサーが乗り込んだ凱旋門賞。
直線で先頭に立った時、誰もが勝ったと思った瞬間、モンジューに差された悔しさは、当時の競馬ファンなら記憶に新しいところ。
もしあの直線を、その前年の毎日王冠でエルコンドルパサーを完膚無きまでに叩きのめしたサイレンススズカが駆け抜けていたなら…。そんなことまでファンは考えた。
そのエルコンドルパサーは、引退後、産駒を2世代残しただけで急逝してしまった。
あれから幾年月。
日本の競馬界に、本当に「世界」を狙える馬が現れた。
その馬の名は、ディープインパクト。

日本マスコミは、「ディープなら勝てる!」と信じてやまないようだが、勘違いしないで欲しいのは、ディープインパクトは、あくまで世界に初挑戦する身であること。即ちこれはディープはあくまで挑戦者であるということである。

もちろんおいらも、ディープインパクトには世界で駈けて欲しいと願ってやまないのだが、正直なところ、シロッコとハリケーンランの牙城はかなり強固だぞと。
ディープインパクトを有馬記念で下したのがハーツクライ。そのハーツクライを、イギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベス・ダイヤモンドSを、着差は僅かながらも完璧に下したのはハリケーンランとエレクトロキューショニスト。
まあ、だからといって即イコールで「ディープインパクト<ハーツクライ<エレクトロキューショニスト<ハリケーンラン」ということは一概に言えないところがあるのだが、ディープがあくまで胸を借りる立場、挑戦者の立場であることには変わりがあるまい。
先月上旬に、エレクトロキューショニストが心不全を起こして死んでしまい、ディープにとっては敵が一つ減ったというところだが、ハリケーンラン、シロッコの2強の牙城はあくまで強固と見て、「勝って欲しい」と願いつつも、ディープは3番手の評価にとどめておきたい。
逆に言えば、ディープの敵はあくまでこの2頭だけということ。

ディープはロンシャン競馬場を、飛ぶことはできるだろうか。

  
↑ディープが勝つ! と思ったあなたはお・し・て


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