いつだったかにブログ仲間のなお★さんと千葉マリンで話をしていた時に、馴染みの売り子さんも巻き込んでカメラの話になって、そういえばうちには銀塩の一眼レフが眠っていたっけな…と思い、かなり久々に引っ張り出してみた…というお話しです。
眠っている一眼レフは、nikonのF-601。
もう15年以上も前になる1994年4月に、専門学校に進学した折、入学の条件として提示されたのが、一眼レフのカメラを買うこと。
15年も前の話だから、もちろんデジカメなどというのはこの世には存在しておらず、一眼レフに限らず、カメラと言えばフィルムカメラで、ましてや携帯電話などようやく一般市民が持てるような価格で市場に出回り始めた矢先の頃。当然、今のように携帯電話にカメラなんぞがついていることなど夢のまた夢という世界。
あまり昔話をしているのもアレなので、そのへんは過去ログを見て頂戴。
2005年4月5日付「最近のお気に入り」
そういえば、病気療養中だった2005年あたりは、ちょくちょくスタンドへ一眼レフを持って行っていたっけな。最後にスタンドに持ち込んだのは、2005年のプレーオフ第2ステージ第3戦の、千葉マリンでのパブリックビューイングだったかと。
残されたプリントを見てみると、スタンドの盛り上がりが最高潮に達した7回表で、写真の記録が途切れている。
この試合と言えばご存じの通り、この試合を勝てばマリーンズのパリーグ制覇が決まる試合。9回表まで4-0でホークスをリードしており、9回裏を抑えれば、3連勝でマリーンズのパリーグ頂点が決まる…はずだった…という、あの試合ですよ。
ここで写真の記録が途切れているのは、もはや7回、8回となると、写真を撮って回っている場合ではなく、優勝が決まる瞬間を、今か今かと待ち望んでいた状況だったし、裏を返せば、まさかこの日、逆転負けを食らうということなど、この時点では夢にだに思っていなかった…ということである。
まあ、今思えば、3連勝で優勝を決めていたら、5戦目の感動はなかったわけだし、日本シリーズもあの球団に4タテを食らわせることができただろうか…と思うと、そうではないだろうとも思う。それにもまして、こんなことが起こりうるはずもなく、もっというなれば、この禁断の恥動画が、まさか5年経って、再び日を浴びることになろうとは、想像もつかない出来事なのだから。
それはともかく、おそらく一眼レフを引っ張り出すのはそれ以来ということになるだろうか。久々に出してみたら、ストラップがなにやらカビくせえ…_| ̄|○
おや?
フィルムが2枚ほど撮ったまま、36枚撮りがそのまま突っ込まれてる…。
もしかしたらおかんが別の場所で旅行先に持って行ったか何かで使ったものだろうか。
ボディに何年フィルムをブチ込んだままにしたかすら分からない代物ではありながら、ひとまず使ってみるべしと、千葉マリンの試合へ行く鞄の中に詰めてみた。
久々に一眼レフを持ってみたら、ずしりと重い。5年ぶりの愛機の感触だから、余計に重さを感じさせる。
野球場であれやこれやと使ってみたが、とりあえずフラッシュも問題なく炊くし、動作には問題ないみたい。
…さて、こいつを現像に出してみますか。
デジカメと違って、銀塩のカメラは一発勝負。デジカメなら不出来な写真なら削除すればいいし、パソコンの容量を気にしなければ、いくらでも撮り直しができるので、同じ写真を2、3枚撮って、一番出来がいいものを取り出すことができるが、銀塩のカメラだとそうは行かない。
ファインダーをのぞき込んで、経験上「失敗したな!」と思った写真が、現像から上がってきたら意外とよく取れていたり、「よっしゃ!」という手応えの写真が、思ったほどキレイに撮れておらず(´・ω・`) …ということも往々にしてあるので、この出来上がりのドキドキ感こそ銀塩カメラの醍醐味と言っても過言ではない。失敗したらリセットし、人間関係はケータイの電話帳一つ削除すれば良し、思い出はケータイのメモリにブチ込んでおけばよい…という若い衆に、このようなドキドキ感は、理解してもらえないかも知れない…。
…で、現像が上がってきた。
…さて、どれどれ…?
…はて?
1枚目と2枚目に、なぜか千葉マリンの写真が写っている。
なんだこれ?
1枚目はバックスクリーンのスコアボードを写しているようだが、両翼の観客席には人が無人。はて?
スコアにはホークスとマリーンズ。で、スコアはマリーンズが先攻で4-0で8回裏終了時点。
もう1枚は、人がぎっしり埋まった内野スタンド…。
…ってーことは、5年前のパブリックビューイングの時のフィルムのままだ…orz
当然、5年前のものをブチ込んだままのフィルムが、5年経った現在の色をまともに感光できるであろうはずもなく、どれもこれも失敗写真ばかり…_| ̄|○
あう、一枚お気に入りの人物写真があったのに、それすらも失敗だ…。
5年前の未使用フィルムならいざ知らず、「使用中」のフィルムがブチ込まれていたとは…。
仕方ない。新しいフィルムをブチ込んで、もう1回チャレンジだ…。
今度は、リンクさせた5年前の記事と同じように、久々にライトスタンドに愛機を持ち込んで、いろいろ写真を撮ってみようかな。
ただ、失敗した写真達は正直痛いかな…。
眠っている一眼レフは、nikonのF-601。
もう15年以上も前になる1994年4月に、専門学校に進学した折、入学の条件として提示されたのが、一眼レフのカメラを買うこと。
15年も前の話だから、もちろんデジカメなどというのはこの世には存在しておらず、一眼レフに限らず、カメラと言えばフィルムカメラで、ましてや携帯電話などようやく一般市民が持てるような価格で市場に出回り始めた矢先の頃。当然、今のように携帯電話にカメラなんぞがついていることなど夢のまた夢という世界。
あまり昔話をしているのもアレなので、そのへんは過去ログを見て頂戴。
2005年4月5日付「最近のお気に入り」
そういえば、病気療養中だった2005年あたりは、ちょくちょくスタンドへ一眼レフを持って行っていたっけな。最後にスタンドに持ち込んだのは、2005年のプレーオフ第2ステージ第3戦の、千葉マリンでのパブリックビューイングだったかと。
残されたプリントを見てみると、スタンドの盛り上がりが最高潮に達した7回表で、写真の記録が途切れている。
この試合と言えばご存じの通り、この試合を勝てばマリーンズのパリーグ制覇が決まる試合。9回表まで4-0でホークスをリードしており、9回裏を抑えれば、3連勝でマリーンズのパリーグ頂点が決まる…はずだった…という、あの試合ですよ。
ここで写真の記録が途切れているのは、もはや7回、8回となると、写真を撮って回っている場合ではなく、優勝が決まる瞬間を、今か今かと待ち望んでいた状況だったし、裏を返せば、まさかこの日、逆転負けを食らうということなど、この時点では夢にだに思っていなかった…ということである。
まあ、今思えば、3連勝で優勝を決めていたら、5戦目の感動はなかったわけだし、日本シリーズもあの球団に4タテを食らわせることができただろうか…と思うと、そうではないだろうとも思う。それにもまして、こんなことが起こりうるはずもなく、もっというなれば、この禁断の恥動画が、まさか5年経って、再び日を浴びることになろうとは、想像もつかない出来事なのだから。
それはともかく、おそらく一眼レフを引っ張り出すのはそれ以来ということになるだろうか。久々に出してみたら、ストラップがなにやらカビくせえ…_| ̄|○
おや?
フィルムが2枚ほど撮ったまま、36枚撮りがそのまま突っ込まれてる…。
もしかしたらおかんが別の場所で旅行先に持って行ったか何かで使ったものだろうか。
ボディに何年フィルムをブチ込んだままにしたかすら分からない代物ではありながら、ひとまず使ってみるべしと、千葉マリンの試合へ行く鞄の中に詰めてみた。
久々に一眼レフを持ってみたら、ずしりと重い。5年ぶりの愛機の感触だから、余計に重さを感じさせる。
野球場であれやこれやと使ってみたが、とりあえずフラッシュも問題なく炊くし、動作には問題ないみたい。
…さて、こいつを現像に出してみますか。
デジカメと違って、銀塩のカメラは一発勝負。デジカメなら不出来な写真なら削除すればいいし、パソコンの容量を気にしなければ、いくらでも撮り直しができるので、同じ写真を2、3枚撮って、一番出来がいいものを取り出すことができるが、銀塩のカメラだとそうは行かない。
ファインダーをのぞき込んで、経験上「失敗したな!」と思った写真が、現像から上がってきたら意外とよく取れていたり、「よっしゃ!」という手応えの写真が、思ったほどキレイに撮れておらず(´・ω・`) …ということも往々にしてあるので、この出来上がりのドキドキ感こそ銀塩カメラの醍醐味と言っても過言ではない。失敗したらリセットし、人間関係はケータイの電話帳一つ削除すれば良し、思い出はケータイのメモリにブチ込んでおけばよい…という若い衆に、このようなドキドキ感は、理解してもらえないかも知れない…。
…で、現像が上がってきた。
…さて、どれどれ…?
…はて?
1枚目と2枚目に、なぜか千葉マリンの写真が写っている。
なんだこれ?
1枚目はバックスクリーンのスコアボードを写しているようだが、両翼の観客席には人が無人。はて?
スコアにはホークスとマリーンズ。で、スコアはマリーンズが先攻で4-0で8回裏終了時点。
もう1枚は、人がぎっしり埋まった内野スタンド…。
…ってーことは、5年前のパブリックビューイングの時のフィルムのままだ…orz
当然、5年前のものをブチ込んだままのフィルムが、5年経った現在の色をまともに感光できるであろうはずもなく、どれもこれも失敗写真ばかり…_| ̄|○
あう、一枚お気に入りの人物写真があったのに、それすらも失敗だ…。
5年前の未使用フィルムならいざ知らず、「使用中」のフィルムがブチ込まれていたとは…。
仕方ない。新しいフィルムをブチ込んで、もう1回チャレンジだ…。
今度は、リンクさせた5年前の記事と同じように、久々にライトスタンドに愛機を持ち込んで、いろいろ写真を撮ってみようかな。
ただ、失敗した写真達は正直痛いかな…。
が、レンズが2本ともカビていますw
私達の年代はカメラはニコン、電気製品はソニー、車はホンダで決まりです
一応、使えることは使えるみたいですが…。とほほ。