8回表のあの守備は、まさしく「ワイドレシーバー岡田」ですな(・・;)
ロッテサヨナラ 首位ターン(日刊スポーツ) - goo ニュース
[ニッカン式スコア]
○ 薮田 1勝3敗17S
● 半ソデ 1敗
審判:市川、橋本、名幸、川口
いろいろ言いたいことはあるけれど、てめえのミスで同点に追いつかれた重苦しい展開を、岡田のビッグプレイで乗り切った8回表の場面は本当に痺れた。
ホセ君が放った右中間への一撃は、普通の外野手、普通のセンターだったらまず間違いなく逆転2ベースになる当たりを、岡田が落下地点に向かってひたすら快足を飛ばしてレシーブ。
あのシーンは野球よりもむしろアメフトのタッチダウンパスのレシーブを見ているような錯覚さえ覚えるほど。
というより岡田、もうちと身体が大きければ、マジでアメフトとの二刀流でも飯食っていけるんじゃないの?(・・;)
昨日のホセ君が放った右中間へのスペース=クォーターバックが狙うタッチダウンパスのスペースなわけで、快足を飛ばしてディフェンスをかいくぐってパスをレシーブ、即ち右中間へのヒット性の当たりをキャッチ。
もうね、こんな守備を見せられたら、センターは岡田しかいないでしょう。
そして最近の岡田は、際どい打球をダイブして取るというより、「なぜそこに岡田が来るんだ」という相手の悲鳴が聞こえるほどの快足を飛ばしてのキャッチがものすごく多くなっている印象があって、僕はむしろそちらの方がうれしい。
前にちらりと触れたけれど、僕の個人的な希望的観測として、「岡田にはセンター版の小坂になってほしい」というものがあるのだけれど、まさしく彼は、小坂が作った伝説のゾーンを、そっくりそのままセンターというフィールドで体現しようとしている。そして彼は、まさしく「エリア66」という名の独自の分野を築き上げようとしている。
岡田の「伝説」は、もう書き始められています。
月曜の試合もそうだし、この試合もそう。
ビッグプレイは流れを変えますな(・・;)
ミスでわたわたしてベンチもわたわたして、3-1で逃げ切らなければいけないところを同点に追いつかれる嫌な流れを、まさしく一瞬の判断で岡田が断ち切ったのだ。
この試合をロッテが取れば、1970年以来42年ぶりの首位ターン。
楽天もオールスター前になんとか取って、ロッテに少しでも詰め寄りたい。
そんなベンチの思惑が、9回裏に激しくぶつかり合う。
9回裏。
前のイニングからの小山続投。
先頭ホワイトセルが、まさに殊勲といえる四球を選ぶや、ビアスタジアムで同点の憂き目にあった客のボルテージが、酒の臭いと共に一気に上昇。
もちろんここはホワイトセルに替えて代走オギタカ。
続く里崎。
小山は1球1塁へ牽制を送ったところで楽天ベンチは動くが、右の里崎に対してなんと左腕の片山投入。
いやあ。
星野楽天の采配は、さすが百戦錬磨ですね。
普通は打者勝負で右を継いでくると思わせておいて、左を出すことで1塁走者オギタカへプレッシャーをかける意図。もちろん、里崎との勝負は敢えて捨てて、大地岡田根元と回るところなので左を持ってきた意図もある。
里崎はしっかり送りバントを決めて1死2塁。
続く大地はショートへの深い当たりが内野安打になり1死1、3塁。
こうなったらもうお互いが負けられないし譲れない。
ベンチ同士も激しく動く。
延長の守備など考えて入られないロッテベンチ、守備はよくても全く当たっていない岡田を下げて代打清田。
こうなったら楽天サイドも引くに引けない。左の片山を諦めて右のラズナー。
ロッテベンチは待ってましたとばかりに代打の代打、切り札福浦投入。
これ、実は大地が内野安打で出たからこそ勝負してもらえたわけで。
1死3塁で福浦なら間違いなく勝負しないですから。
1死1、3塁になったことで、お互いに引くに引けない状況が生まれたんです。
そして3塁走者がオギタカだったのも大きかった。
福浦なら、少々浅くてもおそらく外野には飛ばしてくれるだろうし、少々浅くてもオギタカならホームに帰れると僕は信じていた。
そして福浦の打球は、決して深いとはいえないライト牧田への当たり。
強肩牧田もなんのその、オギタカ迷わず青信号、アタマから突っ込んで歓喜のサヨナラ!!
いやあ…。
打った福浦もさすがだけれど、走ったオギタカも凄い。
あれ、ランナーが仮に大地、早坂あたりだったらまずケンイチさんは自重していただろうし、岡田でも生還できたかどうか。
あれはオギタカでないと僕はホームインは無理だったと思います。
守備の快足岡田。
走塁の特急荻野。
それぞれタイプの違う脚のスペシャリストが、持てる能力を最大限に引き出した結果のサヨナラ劇。
ビアスタでお集まりの2万3000人のファンの皆さん。
テレビの前の全国30人のロッテファンの皆さん。
おいしいお酒は飲めましたか?
これでロッテはめでたくというかなんというか、なんとまあ1970年以来42年ぶりの首位ターン。
これまでオールスター前の首位ターンは2度あり、それが1960年と1970年。
もうお気づきになりましたね。
2度ともパリーグ制覇をしているんです。
で、日本シリーズではいずれも敗tゲフンゲフン(´・ω・`)
吉兆は、一つ現れました。
あとはチーム力、選手達の頑張りと、わしらの応援ですな。
今が苦しい状況なのは変わりがないだけに、なんとかこのままの調子を保って欲しいです。
ビッグプレーで流れを引き寄せられるだけの力はまだまだ持っているのだから。
ロッテサヨナラ 首位ターン(日刊スポーツ) - goo ニュース
<ロッテ4-3楽天>◇18日◇QVCマリン
足にスランプはない。その格言を苦闘にあえぐ首位ロッテが体現した。9回1死一、三塁で打者は福浦。食らい付いた打球がライトへ。右翼手の牧田が浅い位置で捕球体勢に入る。球界屈指の強肩選手。普通なら無理はできない。だが三塁走者の荻野貴司外野手(26)は突入した。
佐藤三塁コーチに迷いはなかった。「足の速いランナーでも迷う。でも荻野貴だから行けると思った」。諸積編成担当が「イチローよりも速い」という韋駄天(いだてん)が低い前傾姿勢から一気にトップスピードへ。そして最後は頭から本塁へ突っ込んだ。
過去2年、右ひざの故障が続いた。13日のソフトバンク戦で本塁突入した際に頭から突っ込んだ。その時は「ひざから行くのは怖さがある。頭から行くのも危ないけど」と振り返った。トラウマも抱えていたが「今日は無意識だった」。送球が一塁側に少しそれ、本塁上の空間を見つけて自然と頭から滑った。サヨナラ生還は荻野貴にしかできない芸当だった。
もう1つの激走も流れを変えた。同点とされた8回、なおも2死一、三塁でフェルナンデス。右中間への打球傾向がある助っ人に対し、岡田幸文外野手(28)はベンチの指示を受け、定位置よりも右中間後方へ約5メートルシフトした。快音が響いた瞬間、「来たと思った。何が何でも捕ってやろうと」。落下地点に一直線で俊足を飛ばす。愛娘の真優(まゆ)ちゃん(4)と凛乃(りの)ちゃん(3)の頭文字2字とチーム名を掛けた「真凛(まりん)」と刻まれたグラブでフェンス手前でもぎ捕った。「状況が状況なだけに今年の好守の中でも一番かも」と笑顔が咲いた。
救援陣が崩れた負け試合を制した。分岐点となる一戦、そして激走になるかもしれない。【広重竜太郎】
[ニッカン式スコア]
○ 薮田 1勝3敗17S
● 半ソデ 1敗
審判:市川、橋本、名幸、川口
いろいろ言いたいことはあるけれど、てめえのミスで同点に追いつかれた重苦しい展開を、岡田のビッグプレイで乗り切った8回表の場面は本当に痺れた。
ホセ君が放った右中間への一撃は、普通の外野手、普通のセンターだったらまず間違いなく逆転2ベースになる当たりを、岡田が落下地点に向かってひたすら快足を飛ばしてレシーブ。
あのシーンは野球よりもむしろアメフトのタッチダウンパスのレシーブを見ているような錯覚さえ覚えるほど。
というより岡田、もうちと身体が大きければ、マジでアメフトとの二刀流でも飯食っていけるんじゃないの?(・・;)
昨日のホセ君が放った右中間へのスペース=クォーターバックが狙うタッチダウンパスのスペースなわけで、快足を飛ばしてディフェンスをかいくぐってパスをレシーブ、即ち右中間へのヒット性の当たりをキャッチ。
もうね、こんな守備を見せられたら、センターは岡田しかいないでしょう。
そして最近の岡田は、際どい打球をダイブして取るというより、「なぜそこに岡田が来るんだ」という相手の悲鳴が聞こえるほどの快足を飛ばしてのキャッチがものすごく多くなっている印象があって、僕はむしろそちらの方がうれしい。
前にちらりと触れたけれど、僕の個人的な希望的観測として、「岡田にはセンター版の小坂になってほしい」というものがあるのだけれど、まさしく彼は、小坂が作った伝説のゾーンを、そっくりそのままセンターというフィールドで体現しようとしている。そして彼は、まさしく「エリア66」という名の独自の分野を築き上げようとしている。
岡田の「伝説」は、もう書き始められています。
月曜の試合もそうだし、この試合もそう。
ビッグプレイは流れを変えますな(・・;)
ミスでわたわたしてベンチもわたわたして、3-1で逃げ切らなければいけないところを同点に追いつかれる嫌な流れを、まさしく一瞬の判断で岡田が断ち切ったのだ。
この試合をロッテが取れば、1970年以来42年ぶりの首位ターン。
楽天もオールスター前になんとか取って、ロッテに少しでも詰め寄りたい。
そんなベンチの思惑が、9回裏に激しくぶつかり合う。
9回裏。
前のイニングからの小山続投。
先頭ホワイトセルが、まさに殊勲といえる四球を選ぶや、ビアスタジアムで同点の憂き目にあった客のボルテージが、酒の臭いと共に一気に上昇。
もちろんここはホワイトセルに替えて代走オギタカ。
続く里崎。
小山は1球1塁へ牽制を送ったところで楽天ベンチは動くが、右の里崎に対してなんと左腕の片山投入。
いやあ。
星野楽天の采配は、さすが百戦錬磨ですね。
普通は打者勝負で右を継いでくると思わせておいて、左を出すことで1塁走者オギタカへプレッシャーをかける意図。もちろん、里崎との勝負は敢えて捨てて、大地岡田根元と回るところなので左を持ってきた意図もある。
里崎はしっかり送りバントを決めて1死2塁。
続く大地はショートへの深い当たりが内野安打になり1死1、3塁。
こうなったらもうお互いが負けられないし譲れない。
ベンチ同士も激しく動く。
延長の守備など考えて入られないロッテベンチ、守備はよくても全く当たっていない岡田を下げて代打清田。
こうなったら楽天サイドも引くに引けない。左の片山を諦めて右のラズナー。
ロッテベンチは待ってましたとばかりに代打の代打、切り札福浦投入。
これ、実は大地が内野安打で出たからこそ勝負してもらえたわけで。
1死3塁で福浦なら間違いなく勝負しないですから。
1死1、3塁になったことで、お互いに引くに引けない状況が生まれたんです。
そして3塁走者がオギタカだったのも大きかった。
福浦なら、少々浅くてもおそらく外野には飛ばしてくれるだろうし、少々浅くてもオギタカならホームに帰れると僕は信じていた。
そして福浦の打球は、決して深いとはいえないライト牧田への当たり。
強肩牧田もなんのその、オギタカ迷わず青信号、アタマから突っ込んで歓喜のサヨナラ!!
いやあ…。
打った福浦もさすがだけれど、走ったオギタカも凄い。
あれ、ランナーが仮に大地、早坂あたりだったらまずケンイチさんは自重していただろうし、岡田でも生還できたかどうか。
あれはオギタカでないと僕はホームインは無理だったと思います。
守備の快足岡田。
走塁の特急荻野。
それぞれタイプの違う脚のスペシャリストが、持てる能力を最大限に引き出した結果のサヨナラ劇。
ビアスタでお集まりの2万3000人のファンの皆さん。
テレビの前の全国30人のロッテファンの皆さん。
おいしいお酒は飲めましたか?
これでロッテはめでたくというかなんというか、なんとまあ1970年以来42年ぶりの首位ターン。
これまでオールスター前の首位ターンは2度あり、それが1960年と1970年。
もうお気づきになりましたね。
2度ともパリーグ制覇をしているんです。
吉兆は、一つ現れました。
あとはチーム力、選手達の頑張りと、わしらの応援ですな。
今が苦しい状況なのは変わりがないだけに、なんとかこのままの調子を保って欲しいです。
ビッグプレーで流れを引き寄せられるだけの力はまだまだ持っているのだから。
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