小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

聖なる夜に聖地訪問記

2024-12-24 16:10:44 | Weblog
皆様こんにちは。こうまたろべえです。
夕方から夜にご覧の皆様はこんばんは。
夜中にご覧になっておられる皆様は大変ご愁傷さまでございますw

え~。
今日はクリスマスイブ。
聖なる夜ということで、今日から明日にかけては日本全国いたるところでいろいろと燃え盛る方が多数おいでになることでございましょう。
うちに置き換えたら何の話ということですが。

さて、このところネットでいろいろ嗅ぎまわっておりますと、どうもあたしにも関東地方に聖地のような場所があると知りました。
これは一丁行ってやらねばと。

僕のハンドルネームからの聖地と申しますと、「小馬」で思い出すのは、北陸新幹線富山駅前歩いて5分の一等地にあります、喫茶小馬ですね。





ここの売りは文句なしにとろとろと溶けそうなオムライスなのですが、訪問したのが2017年7月の昼下がり、金沢駅前のホテルで御多分に漏れず朝食バイキングをたらふく過ぎるほど食べておりましたものですから、腹持ちが良すぎて、コーヒーだけをいただくことにしました。



念のために場所をご紹介しますとこちらです。
富山は魚も喫茶店のコーヒーもオムライスもおいしいです。間違いありませんね。



もう一つ。
これはブログタイトルからの聖地から言えば、これはもう文句なしに函館名物イカ踊り。
これはブログを立ち上げた当初から行きたくて行きたくて震えるくらい行きたいのですが、いかんせんイカ踊りを旅行客が生で見ようと思えば、8月1~5日に行われる「函館港まつり」というスーパーウルトラめちゃくちゃハイシーズンの時期に函館に突撃せねばならず、これはこれでちょいとハードルが高い。
なもんで、イカ踊りはいつも動画を見ながら楽しませていただいております。
いつの日にか是非に函館のイカ踊りを生で堪能致したく存じます。

【函館野外劇】いか踊り全力で踊ってみた!


楽しそうですね。
以前職場に函館出身の同僚がおりまして、ふざけていかいかいかいかイカ踊り♪ なんてやってみたら、「何で知ってるんですか!!」となぜか怒られましたw

え~。
そんな僕のハンドルネームは、改めて自己紹介を申し上げますがこうまたろべえと申しまして、初見では「こうま」とはなかなか読みづらい。
このハンドリネームにちなんだバス停が、なんでも神奈川県にあるということなので、これは一丁出かけてみなくてはいけません。

…というわけで、聖地訪問するべく新宿駅までやってきました。
新宿に行くのもしばらく来てないなあ。外出するのにも勢いが必要な年齢になってしまったものですから、以前は毎日のように新宿紀伊国屋あたりを根城にしていた僕も、気が付けばもう50手前。新宿へ出向くのでさえおっくうな年齢になってしまいました。
新宿へ行くのはとてもおっくうなので、この秋から来年春のグリーン車全面営業開始に向けて連結が開始された、中央快速のグリーン車にも乗ってみました。



そんなわけで新宿駅は南口にやってまいりました。





ここからは正直快速急行でも急行でも良かったのですが、なんとなくトイレがないと不安ということで、特急ロマンスカーに乗ってしまいましょう。
目的地の最寄り駅に停車する便は、13時20分の箱根湯本行き「はこね75号」に乗り込みます。





車両は30000系「EXE」でしたね。
この車両は展望席がないので鉄道ファン界隈ではあまり人気ではないのですが、日頃のホームライナー感覚で使用される沿線の方々からすれば、この車両の座席が最高と喜ばれておりまして、鉄道ファンの理想の車両と、沿線ユーザーの評価が真っ向から相反する特急車両として、かなり稀有な存在ではないかと思います。
車内は週末ということもあって、これから箱根の温泉街に出かけて、おそらく湯には入らずチョメチョメに一晩中明け暮れる気満々のカップルさんがあちらこちらにいらっしゃって、ほぼほぼ満席の乗り具合でありました。



これで目的地最寄り駅までひとっとび。所要時間はなんだかんだ言っておよそ1時間ですね、。時刻表では57分ですが、代々木八幡の踏切安全確認の影響で5~6分遅れた影響で1時間ちょい。
やってきたのはこちら。秦野駅でございます。



厚木を過ぎると丹沢山系の山々が迫ってきて。秦野まで来るといよいよ山に入ってきたな…という感じが致します。
クルマで東名高速を走っていても、海老名ジャンクションまでめちゃ混みで、小田原厚木道路が分岐してやっと道路が流れ出したと思ったらもう秦野中井、大井松田を過ぎるといよいよ山越え…というところにある秦野駅に到着いたしました。
秦野駅は…実は5年前の秋に降りたというか、来たことがあるんですw
その時は平塚に用事があって、平塚からフラフラと帰るのもなんだからどこかへ行くバスがないか…と思ったら秦野行き神奈中バスがあって、それで使ったのはもう5年も前の話だったんですね。

さて、僕が目指す聖地訪問は、ここから神奈川大学行きという、1時間に1本走っている系統のバスに乗るのですが…。



バスがないんです(´・ω・`)
ちょうど30~40分くらい空いちゃった。」
次のバスまで40分ほど待って、折り返しのバスで帰ってくればいいやとも思ったのですが、周囲を歩くことを考えたらr折り返しの時間が20分少々。
あたりを歩くにしてはかなり微妙な時間なので、ここはやむなく、故種村直樹先生風に言えば「キライ」、いわゆるタクシーのお世話になろうかと思ったんですが…。



そうなんです。

タクシーもいないんです(・・;)

これは最近のお出かけした旅行記にほぼ毎回書き加えていることなんですが、物流ドライバー2024年問題なんて、あんなもん誰が考えたんですかね。
一部の荷主しか得してへんやんかと。
おかげでトラックドライバーもバス運転手もタクシードライバーも列車の運転士や車掌もガッタガタに減らされて、得しているのは、安い運賃のまま契約し続けてトラックの荷台に荷物を載せることすらドライバーに課している荷主だけじゃねえかと。考え直した方がいいんじゃないんですかね。本当に日本の地方のあらゆる交通事情が疲弊してしまいますよ。
…という愚痴は、20分ほど待ったタクシーの中でも運転手さんについついこぼしてしまったのですが、それはドライバーさんも一緒なので。う~ん。
昼間の秦野駅といえば、特急ロマンスカーも一部止まるくらいの大きな駅なのに、駅付けタクシーとなると昼間ですら20分待たないといけない。
それだけ稼働率が良ければいいのでしょうが、台数自体が大きく減ってるんでしょうね。御多分に漏れず。

で、神奈中バスの路線図を見せながら「このバス停に行ってください」と申し上げましたら、「はてここどこかしら。南平橋から老人ホームに上がって…あの角を右に曲がったとこかな」と、おそらく日頃あまり使われないバス停の名前なのか、こちらもドキドキしながら10分ほどで連れて行ってくれました。料金は2000円かからないくらいだったかと思います。
目的地はこちらでした。



これは間違いなく俺の聖地\(^o^)/

へ~。
「小熊」と書いて「こうま」と読ませるバス停があったんですねえ。
これはもう聖地決定ですw



ではではこのあたりをちょいと散策しましょうか。
「こうまてんじん」なんて場所があるんですかね。
これが1月になれば落語の「お初天神」にかけ合わせて書いてみるところなんですがw
「おっとう!どっか連れてってーな」
「なんやぼんわし一人で行こう思うとったのに。お前天神様連れて行ったらあれ買うてくれこれ買うてくれっていっつもやかましねん」
「ちょいとあんた、この子をお初天神連れてってあげてちょうだいな。あたしもお食事の用意で忙しいんや」
「なんや皆してそんなこと言うてからに、ほなしゃあないわ。連れてったるわ。」
「ほらぼん着いたぞ。ここが天神様や」
「おとう、どっかアタマぼけてんのか。どこ見てもなんにもあらへんやないか。どこ連れて来とんねん、アホ」
「アホて親になんてこと言うねん」
いつまでやらすんや。

え~。
「小熊天神」?
それらしきものをちょいちょいと探したんですが…。



どこにもない(・・;)

近所にガーデニングセンターがあったくらいで、あとは畑と昔からある住宅ですなあ…。

バス停から5分ほど散策すると、天神様ではないですが、熊野神社という神社さんがあったので立ち寄りましょう。



なにやら説明書きもあったので1枚。



地図で見るとこのあたりですね。



う~ん。
どこからどうみても「小熊天神」という文字は、少なくともこの地図からは見当たらないね。
しかもここは川を渡ったところにあるからか、秦野市ではなくて平塚市にあたるんですな。
おそらく古くにはどこかに天神様があったのでしょう。
というのはほど近い場所に、このあたりの地名である平塚市土屋の土屋城址があり、おそらく天神様もこのあたりにいっぱいいらっしゃったのではないか、という僕の憶測です。
で、ちょいとこの記事を書くにあたって調べてみたら、この熊野神社こそ、「小熊」と書いて「こうま」に深くかかわっているような記述があるページを発見。
このあたりが「字小熊」という古くからある地名だったのだそう。
「小熊の祭礼」などもこの近所でおこなわれているという、これはなかなか興味深い資料ですね。
本当を言えば、では平塚市土屋城址近くにある「字小熊」とはなんぞやと、地元の歴史資料館や図書館の地元の資料コーナーに突撃すれば、このエントリの完成度どしては飛躍的に増すのですが、一言で言えば、平塚まで遠すぎんねんw

神奈川県 伊勢原市 祭囃子

あたりは自然一杯。
北側には丹沢山系の山々が見えて、とても空気が美味しいですね。





帰りは神奈中バスに乗り20分くらい、秦野駅へ戻ってきました。



バスターミナルから秦野駅へ向かうエスカレータがやたらに長いと思ったら、ターミナルの地面を1階フロアとするならば、改札階は44階フロアに相当するほど高い位置にあって、これも山肌に沿って駅舎が建設されているという、高低差マニアの方々にはなかなか((*´Д`)ハァハァできる物件でありますな。



というわけで、こうまの聖地訪問、いかがでしたでしょうか。
また今度、ちゃんと富山駅南口の喫茶小馬にオムライスを食べに行きたいし、函館名物イカ踊りを心行くまで堪能しに行きたいものでございます。

それではみなさま、メリークリスマス。
良い夜をお過ごしください。

(※取材日…2024年12月13日)


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