トータスさんのライブツアー、『ひきがたり』に行ってきました。
名古屋、ダイアモンドホール。
ほんとに久しぶりに行ったな~。
ダイアモンドホール。
もう10年くらいは行ってなかったな。
階段で5階まで行くだけで息が切れる。
歳とったな~。
今回のライブは「整理番号付き」なので、開場までに並んで順番に入るのだけど
席を自分で選んで座るので
瞬間的に「ここだ!」と選んで座れるだろうか…とハンパない緊張感。
それだけでゲボでそうな小心者なあたし。
でもなんと下手側のブロックではあるものの
一列目ゲット~~!!!
ライブでは最も至近距離でした。
さらに緊張して頭痛くなってくる始末。
ライブは、これまでの場所で「リクエストな感じ」でトータスさんが対応に困っている
という感じの内容の日記を書かれていたので
ほとんどだーれもリクエストはしない。
あたしはそれが良かった。
聴きたい曲はもちろんあるけど、ライブやる以上やる側の気持ちや流れがあるはずだし。
一曲目は「ミュージック」。ソロアルバム『FIRST』からの名曲。
これでもう涙。
「ぼくがついてる」。これも聴けて涙。
ウルフルズの曲もいっぱい。
あたしがファンになる前の曲も。
「あの娘に会いたい」 ピアノで。オットはこれが大好き。
「明星」 なにもかも間違いじゃない。なにもかもムダじゃない。 ここの歌詞最高。
「ストレイト」 死んだ方がマシだなんてしんだことあんのかよお前ふざけんなよ ほんとそのとおり。
「愛がなくちゃ」 愛こそがすべてさ!! だよ。すごい歌詞。
「バカだから」
「元気をだして」
「借金大王」
「暴れ出す」 これが聴けてさらに涙。
ほかにもいっぱい。でもいま思い出せない。
トータスさんの曲は、わぁわぁにぎやかな感じの曲でも
時々、歌詞がぐさりと心にささったりする。
で、わぁわぁ聴いてたはずなのに泣けてきたりする。
どの曲も、おなかに響く、強優しい歌声。
ファンクラブの方だけにごあいさつ、という時間がありまして。
終演後お話ししてくれたんですが
やろう!!って思ってやりきること。
ま、だいぶ言葉は違うけど、あたしにはここらへんが響いた。
芝居やったり、ライブやったり、役者のお仕事しててもいつも
不安と疑問の毎日。
「これでいいのかな?」ばっかり。
それは自分に逃げ道を作っているだけかもしれないと思ったのです。
あたしは「これでみなさんは喜んでくれるのかな?」と
お客さんや相手の気持ちを慮っているつもりでも
「どう思われるのだろうか?自分にとってどうなのか?」
という単なるビビリ心なのかもしれない。
ひとつ思い切ってやってみよう。
なんでも思い切って。
と、秘かに思っているのです。
あ、書いた時点で「秘かに」ではないなぁ。
グッズ、クリアファイル。これは毎回買う。使う用と保存用。
CD買うとサインもらえるのです、限定枚数。
欲しいオットが無理矢理シングルを3枚購入でゲット。
見えにくいけどファンクラブイベントのパス。
これと引き換えに、帰りにトータスさんがベタベタにしたピックをもらえるのです。
パスを渡す直前にあわてて撮ったので暗闇。
気分よくライブの帰り道、駐車場まで歩いていると
わんこがオットの周りをぐるぐる回りはじめた。
飼い主のおじいさんがリードを離したらしく
まっすぐにオットのところに飛んできた。
帰りもおじいさんにひっぱられてるのにずっとふんばってた。
そしてこっちを何度も振り返っていた。
帰りの車中、
「犬もかわいいよねぇ」
とニコニコしながら、わんこをなぜた自分の手のニオイをかいでひと言。
「…くっさいわ!」
と。
いつもニコニコしているのでバレないが、オットは結構「ワルい心」を持ってたりする。
が、あたしにはそこらへんがちょうどいいのです。
「このことみんなに言わないでよ~」と言ってましたがさっそく報告。