「けやぐの道草横丁」

身のまわりの自然と工芸、街あるきと川柳や歌への視点
「けやぐ」とは、友だち、仲間、親友といった意味あいの津軽ことばです

#48.津軽ことばで唄おう! その1「 夢の中へ 」

2017年08月29日 | うた
▲青森ねぶた
題名「曽我五郎と小林朝比奈」/1960(昭35)年か
「観光青森」1961年版/青森県観光連盟刊より


夢の中へ

原曲
唄,詞,曲 井上陽水
1973(昭48)

さがすもだばなんだきゃ
みつけにぐえもだべが
がばんのながも つぐえのながも
さがすたべたてみつからねすても
まだまださがすきだずが
そえよりおらどハネでけねべが
ゆめのながさ ゆめのながさ
えてみてなどおもわねなすて
ラセラー ラセラー ラセラー あべ

やすむごどもかねさえね
わらうごどだきゃとめらえで
のだばてまて のだばてまて
えだてなにばさがすてえるだが
さがすずばやめだどぎ
みつかるごどもよぐあるはなすで
ハネでけろじゃ ゆめのながさ
えてみてなどおもわねなすて
ラセラー ラセラー ラセラー あべじゃ

さがすもだばなんだきゃ
まだまださがすきだずが
ゆめのながさ ゆめのながさ
えてみてなどおもわねなすて
ラセラー ラセラー ラセラー あべ
(「ねぶた」バージョン)



体調が回復してきたように感じられ、マイブログ、ようやく再開します。
応援していただいた皆々さまに深く謝意を表します。

深夜、思春期の頃にハマっていた歌の数々をヘッドホンで聴いていると、半世紀も前のことが鮮やかに蘇り、郷愁で胸が満杯に(胸がガッパど)なります。
当の曲の周りに、あのころ私の周りにいた色々な人物が次つぎ現れてきます。
その方々は全員、あのころのあのままであの懐かしい「地ことば」で話しかけてくるのです。
幾度か、ミッドナイト・コンサートを開催してみたらふと、この曲たちを「地ことば」で唄ってみたら面白いのでは?と考えました。
そこで川柳同人誌「月刊けやぐ」に初めて掲載させていただき、公開と相なったのがこの一曲。
8月にちなみ、各節末行を「ねぶた」の掛け声にしてみたら地元と繋がりができるように思い、「ねぶたバージョン」としてみました。
今後シリーズで掲載していく予定です。



※国の「標準語教育」(明治三十年代)の洗礼を受ける以前の、プリミティブ(?)な津軽ことばに想いを馳せ、楽しみたいと考えています。
ご意見・ご感想をお願いします。



初孫に磨きなおしてマイマイク  蝉坊



《 関連ブログ 》
● けやぐ柳会「月刊けやぐ」電子版
会員の投句作品と互選句の掲示板。
http://blog.goo.ne.jp/keyagu0123
● ただの蚤助「けやぐの広場」
川柳と音楽、映画フリークの独り言。
http://blog.goo.ne.jp/keyagu575




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