「けやぐの道草横丁」

身のまわりの自然と工芸、街あるきと川柳や歌への視点
「けやぐ」とは、友だち、仲間、親友といった意味あいの津軽ことばです

#52.津軽ことばで唄おう! その5「 津軽海峡冬景色 」

2018年01月22日 | うた
画像・上/青函連絡船・第1船「比羅夫丸」(イギリス・スコットランド製,1908/明41,同型の第2船は「田村丸」),下/青森停車場・完成の図(1891/明24)
共に「青森市制施行60周年記念絵はがき」/青森市商工課発行・青森凸版印刷製(1958/昭33)


津軽海峡冬景色


原曲
唄・石川さゆり
詞・阿久 悠 曲・三木たかし
1977(昭52)


うえのはづのやこれっしゃ おりだどぎがら
あおもりえぎだきゃゆぎのなが
きたさもどるだんたえだが そこどむくづで
うみなりばりば きでらんず
おらもふとり れんらぐせんさのり
すみるえんたゴメばにらめ なえでえだずや
ああ つがるかえきょ ふゆげすぎ
 

 
みながあれぁたっぴだでば きたのはずれせ
すらねおやずゆびばさす
えぎでくもるまどガラスば ふえでみだばて
どごまでもガスて なもめねじゃ
さえならおめや おらだきゃもどらはで
かじぇのおどむねばゆする なげばえでばて
ああ つがるかえきょ ふゆげすぎ

 
さえならおめや おらだきゃもどらはで
かじぇのおどむねばゆする なげばえでばて
ああ つがるかえきょ ふゆげすぎ




青函連絡船は昭和とともに廃止されたので、この大ヒット曲は今となっては「青森駅」の歌となってしまいました。
列車通学していた高校生には、青森駅、詩情(ポエジー)どころではありません。
学生のころ日テレ系「スター誕生!」で毎週のように辛辣な審査の弁を視聴していた者には、阿久悠先生、作詞家・小説家というより、百戦錬磨の実業家というイメージが強かったのですが、それでもさすがにこの詞中の「さよならあなた 私は帰ります」のサビ部分は、自立した女性の凛とした心意気を感じさせ、グッと来るものがありました。
毎朝駅頭でともに筒井行きのバスを待っていた、Tbくん(油川中)、K藤くん(野内中)、懐かしいね!




駅頭に笑顔で集う志  蝉坊





《 関連ブログ 》
● けやぐ柳会「月刊けやぐ」電子版
会員の投句作品と互選句の掲示板。
http://blog.goo.ne.jp/keyagu0123
● ただの蚤助「けやぐの広場」
川柳と音楽、映画フリークの独り言。
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