罹災判定では現行基準から外れていて、半壊のど根性ハウス。しかし、被災者生活再建支援法では「敷地損壊で解体が必要な半壊=みなし全壊」という扱いになります。
我が家にとっては救済策となりますが、この制度が諸刃の剣になるという警告が新潟と長野のケースを例に建物修復支援ネットワーク 新潟県中越地震・能登半島地震・中越沖地震さん のブログにありました。 震災、災害復興の基本は、できるだけ壊さぬこ . . . 本文を読む
しばらくぶりに罹災判定の基準について書きます。(笑)いわゆる概念というものをすっとばして、細かい基準の話をしてしまったので落ち着いた今頃になってから書くことになりました。上の表は茨城県神栖市のHPのものです。
本当はここから始まって不服申し立て、いわゆる再調査をお願いするという順序ですね。
今回の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の地震被害の特徴は、 大規模な地殻変動による地盤 . . . 本文を読む
大規模液状化被害に対する更なる要望についてhttp://www.city.urayasu.chiba.jp/item25596.html#itemid25596
2011年6月6日付けでこのような要望が、以下の皆さまの連名で出されていることを知りました。
茨城県鹿嶋市長 内田俊郎茨城県稲敷市長 田口久克茨城県神栖市長 保立一男茨城県行方市長 伊藤孝一茨城県鉾田市長 鬼沢保平千葉県我孫子市長 星 . . . 本文を読む
再々調査結果
傾斜の再々調査結果の資料が4枚です。
特記事項:現状確認により地盤被害があることから、地盤に伴う住家被害認定の運用により基礎・柱を10%で計算した。
ことにより、積算で23%の結果 寄って”半壊”という罹災判定が出て、証明書をいただきました。
ちなみに我が家は擁壁ごとの沈下ですが、仮に不同沈下で見た場合でも 平均16㎜は半壊の値です。
内部調査の結 . . . 本文を読む
財団法人日本建築防災協会専務理事 杉山義考さんのコラム
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/n/
第7回目がまさに私が疑問に思う、この問題について書かれています。
第7回:地震の前に知っておこう!建物の「被害判定」の仕組み (2005/10/14) よりP3を抜粋し転載
生活再建と居住安定の支援金に必要な「罹災証明」
次に、「全壊 . . . 本文を読む
国の基準に従っている仙台市の判定フローが分かりやすいかと思います。
⑤一見して傾いている(1/20以上の傾斜)
何度も書きましたが120㎝の1/20は6cmです。
そして私が「鉄骨一本分ズレて傾いています。」と言う主張は、昨日確かに最低で10㎝はあるということを確認してもらいました。
国の基準では一階部分で見るように書かれてますが、ぎりぎり一階の天井部分でもあるのです。
そして立地条件が . . . 本文を読む
調べれば調べるほど謎の深まる罹災判定。
そんな中実はかなり初期段階で、見つけたのが浦安市と仙台市のHPの情報でした。
「傾斜の被害判定 地盤の液状化被害が他の地域で大きな問題となったため、内閣府から「地盤に係る住家被害認定の調査・判定方法について」(平成23年5月2日事務連絡)が新たに示されました。仙台市においても、この趣旨を踏まえ、地盤被害(液状化等)による不同沈下が確認できた場合で、かつ、 . . . 本文を読む
本日の昼前、 傾斜の再々調査が行われました。
仙台からの応援の職員さんが丁寧に説明をしながらの計測作業となりました。もう一名の書記が大崎市の職員さんです。
結果から申し上げます。単位㎜ ①28 ②14 ③13 ④10 で平均16 最大が28㎜=2.8㎝ちなみに前回は単位㎜? ①5 ②4 ③12 ④11 の平均8 最大が12㎜=1.2㎝なんぞ?この差は (厳密に言えば①②③④は同一個所ではあり . . . 本文を読む
それでもまだ私のような好奇心旺盛な方は「なにこのモンスター?前から傾いてたんじゃね~の?」と思うかもね。
大好きですよ、そういうの。
田舎だけど国道沿いなため、2009年にグーグルさんが元気だったころのど根性ハウスを撮影してくれてます。
映像では、今年2年生の男の子とお母さんが目の前の交差点で、幼稚園の修了式目前に交通事故に遭った時
これもまた「どっひゃぁ~こっぱずかし~」 . . . 本文を読む
こんなに傾いていて、なんともないわけがないでしょう。なんだかえらい勢いで私のことを馬鹿で嘘つきだと思っている人とお話中ですが、(苦笑)避難中とは言え、建物の中まですっかり全て晒すわけにはいかないので しょうがないか。 . . . 本文を読む
「10㎝の傾斜はありえない。」
職員さんの断言は、国の基準では6㎝の傾斜で全壊だからです。
しかし、ご覧のように鉄骨の柱一本分の傾斜は実在するわけで。
教えてgooの方でも、似たような回答で質疑応答中です。http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6895745.html
補強の鉄骨の梁一本でなんとか倒壊を免れたってことで、ありがたいことです。
大震災の時は家に居ましたから . . . 本文を読む
まず第一に国の基準に従ってるなずなのに、単位を間違えるという普通では考えられないミスを犯してることは置いといて(笑)、
地盤被害への見解もないし、二回目の書類が地盤被害による不同沈下は1.2cmからのはずなのに通常の2cmからの傾斜になっている時点でちゃんと仕事してんのかな?という疑いを持ちたくなるものです(笑)。
「10㎝の傾きはありえない」の一点張りで、その点の解釈を求めても無理。
国の . . . 本文を読む
大崎市の職員さん二人組。前回と違う点は家の東側を用水路の向かいから良くみてもらったこと(主に擁壁上の基礎)。玄関のたたきをかたづけたら沈下と大きな割れがあったので見てもらったことぐらい かな。 . . . 本文を読む