縁側で日向ぼっこ

本、アニメ、マンガなどのレビュー、備忘録

「猫の幸福光線」大野隆司

2024年02月06日 | 本 レビュー

「猫の幸福光線」2001/4/1

大野隆司

再読です。

去年の12月28日にレビューを書いた

「めげないで」と同じ作者の本です。

 

文章がとても素敵で感動しました!

(本文より)

その日は晴れていたので

帽子のかわりに青空をかぶり

マフラーのかわりに雲を巻き

靴のかわりに大地をはき

コートのかわりに風をまとい

いじけるかわりにのびのびした

(本文終わり)

 

☆感想☆

とある冬晴れの日に、上記の文を思い浮かべながら

青空の元、私ものびのびしてみました\(^o^)/

そうしたら、空と大地からエネルギーをいただき元気になりました!

 

 

(本文より)

雲の上から見たら

アリンコのようなこのわたし

自分から見たら

かけがえのないこのわたし

キラキラ生きていきたい

(本文終わり)

 

☆感想☆

わたしはいつも「あなたはかけがえのない存在なのよ」と言ってほしかったんだと思う。

誰にって?

そりゃあ、生まれて初めて出会う大人たちのことですよ。

覚えている限り言われたことはないなあ..

 

その後の人生でも、損得勘定なしで、心から大切に思ってくれる人っていたかなあ?

と疑問に思うと暗くなるから

わたしだけは、このわたしがかけがえのない存在なのだと信じてみよう。

なにものでもない、ちっぽけなわたし

キラキラとは無縁の人生ですが

今日も生きてみよう。

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。