金はあるところにはある～無駄にしか思えない啓発チラシ～

例の熱中症死亡案件の後

「なんでエアコンつけないの？」

「財政面が……」

というやりとりをよく見かけました。

でも、お金はあるところにはあると思うのです。

今日は、「お金かかってるのは分かるけど、絶対効果無いだろこれ」と私が思っている活動を1つ紹介します。



それは、覚醒剤や危険ドラッグ等の違法薬物の使用をやめるよう青少年に訴えるチラシです。

以下、覚醒剤や危険ドラッグ等の違法薬物を「クスリ」と表現することとします。

定期的に、学校には、「クスリ、ダメ、ゼッタイ」的なチラシが送られてきます。

結構良い紙にカラー印刷です。

そして、これを生徒に配付して、啓発して下さいという依頼文が添えられています。

しかし、そのチラシを見ると、いつも私は「意味ないだろこれ」と思ってしまいます。

だって、危険な感じがあまりしないのですもの。

特にひどいなと思ったのは、いわゆるご当地アイドルの女性グループが、笑顔で胸元に×のサインをつくり、クスリを使わないように訴えるもの。

女性アイドルの笑顔とクスリの啓発に何の関係が？



やるならば、薬物依存でボロボロになった人の写真や、クスリ使用後の悲惨な人生のマンガでも載せておけば良いのですよ。

もちろん、クスリ使用者といっても、自業自得な者と情状酌量の余地がある者がいるでしょうが

目的を考えると、前者のみにスポットライトをかけておけば良いわけです。



全国の教師にアンケートでも取ってみたら良いんじゃないですかね。

そしたら、削れる予算が発生して、その分をエアコンとかに回せませんかね。

あ、でも、前にも書きましたけど、アンケートをとるなら、やり方を考えて下さいね。