上顎洞へのアプローチ

おはようございます。

最近、インプラントのオペが多くなっております。今週は上顎洞へのアプローチを伴うオペが多いようです。



上顎骨の内部には上顎洞と呼ばれる大きな空洞が存在します。
さらに、歯がなくなると歯槽骨も吸収しますので、上顎においては歯槽骨側と上顎洞側から骨吸収が進行することも少なくないのです。
そこで、膨らんできた上顎洞に移植骨や骨補填材、最近ではインプラント本体の一部を挿入して、上顎洞の底部分を押し上げる技術が開発されました。これが上顎洞底挙上術です。
サイナスリフトと呼ばれる術式です。


治療前


治療後　ドーム状に上顎洞底部が挙上されています。






菊池大輔

ご遠方からのメンテナンス

おはようございます。
熊本・大分地震から１０日近く経過しておりますが、報道をみる限りまだまだ平穏とは言い難い状態です。
1日も早い復興と平穏をお祈りします。


数年前に前歯部審美修復治療をさせていただいた患者さんがつい先日メンテナンスで来院されました。
矯正治療は行わず、オールセラミッククラウンやポーセレンラミネートベニアを用いて歯の色はもちろんですが、形態も出来る限り理想に近づけました。
お引越しをされてご遠方に行かれましたが、長い時間かけてメンテナンスに来て頂き本当に有難いし、嬉しく感じます。

何の問題もなく良好に経過しています。

治療前

治療前

治療前

治療前



治療後　５年

治療後　５年

治療後　５年

治療後　５年