今回は再生紙よ。日本の紙の生産量は世界第3位で、国民ひとりが1日にノート5~6冊分の紙を使っている計算なんですって。
…ピッグさんって日本ブー?ブタウンって日本だったの?
豚京都(とんきょうと)のブタウンよ
ピッグさん、日本に都はいっこだけだよ…?
いいから、いいから。普段私たちが使っている紙のうち6割は古紙で、世界的にみてもこの数字は高いんですって。でも紙は繰り返し再生していくと繊維が切れて、弱くなっていくのですって。紙は繊維同士が絡まって強度を保っているでしょ?だから再利用は3~5回が限界だそうよ。
古紙は紙なら何でもいいわけじゃなくて、新聞から新聞紙、段ボールから段ボール紙といったように繊維の性質に合わせて再生するので、分別は欠かせないの。これは紙の品質のためにも、再生時のエネルギーの削減のためにもぜひしなくちゃね。かくいう私…
知らなくって新聞紙といっしょに段ボールを出した事があるのよね~。
現在木材から新たに作られるパルプは全体の4割程度。それは製材時に出る残材や製材に不向きな曲がった木、細い木、芯の腐った木などが多く、伐採された木材が最後まで有効利用できるように工夫されているのですって。
ほかにもケナフ製品もあるわよ。成長が早くてCO2の吸収量が多くて注目の繊維作物なの(^^)
紙の再生つながりだけど、こんなマークを見たことがある?大豆油インキのマークだよ。
大豆油インキはオイルショック以降の1979年にアメリカで開発されて、日本では1997年に家電メーカーが自社カタログの印刷に初めて表示したんだ。今ではオフセット印刷の70%くらいに使用されているそう。
大豆インキは発色が鮮やかで、擦り落ちも少なく、同じ量で石油ベースインキより10~15%多くの印刷ができるんだって。石油インキは蒸発すると大気を汚すけど、大豆の油は蒸発しにくく生分解もするんだよ。 生分解=バクテリアにより自然分解すること
それに大豆油インキは再生時に紙からはがれやすいから、紙の繊維の傷みが少なくてリサイクルしやすいんだよ
ところでティッシュやトイレットペーパーだけど、一度使ったら再生しないでごみになるから、古紙100%のものを使うといいね。でもさぁ…
手鼻をかめば、エコだよ。
・・・・・・・・・・・・ブーはそんなことしないもん・・・。
ピッグさん、ピッグさん。
これもらって。
あっ、再生紙の名刺(wanikoさんからのほんものの名刺です)
このページおもしろかったわよ→再生紙
オフィスから出る紙は機密保持のために切断焼却するでしょ。切断では紙の繊維が切れてしまうし、焼却は再生できない上にCO2が発生するし、エコじゃないわね。セキュリティのためには仕方ないかしら。
でも切断式シュレッダーではなく、湿式シュレッダーというのがあるのよ。少量の水で湿らせてもみほぐしながらパルプ状にしていくので機密保持ができて再生紙にも使えるのよ。
…ということを調べて検索して出てきたのが、ポレポレぶうさんのブログだったわ…。さすがですわ
ピッグさんはまだまだだね。
否定しないわよーだ。私これからも少しずつ勉強してくんだもーん。