京照日記

アンティーク店の京照が「着物に対する熱い思い」と、お客さんとの会話で気が付いたことを発信しています。

疲れた仕入れ

2012年06月21日 21時19分09秒 | 日記
京ちゃん先生、聞いてください!
先日の仕入れ、ほんとに疲れました。

ウチのお店は何屋さんですか?
呉服屋さんです。創業45年。たいしたことないけど、
一応、呉服屋のカタチとってます。
なのに母は、扇子選んでる私を尻目に
「ほな、服見てくるわ」と、そそくさと、
服売り場へと消えていったのです。

そして、やく二時間後、約束の場所で落ち合うと
私の選んだゆかたを見て、
「そんな高いゆかた誰が買うねんな、あかん、あかん!」
と一蹴。二時間かけて選んだゆかた、下駄、ぞうり、
すべて却下となりました。
昨日ここに、アップした扇子と金魚のタオルだけは死守しました。

そして、母の選んだ服といえば、ピンクのカーデ、ピンクのブラウス、
ピンクのTシャツとピンクに固執しています。
まあ、それはいいとして、大きなチェック柄の上着。
これなに?と聞くと
「お客さん、こんなん着てはってん。ええやろ?」
は?着てはってんやったら、もういらんやろ。
しかも二枚も!というと、目を三角にして怒るのです。
もう、始末なし。はな、買いや、絶対残ると思うけど。
というと、じゃあ、一枚返してくる。と一枚は買いました。
こんな感じで、もうほんと疲れます。先が、思いやられます。

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