ぴかぴかに革靴みがき春支度 2022-02-02 18:02:21 | 俳句 遠く電車を見送りて春支度 あれこれと旅の計画春支度 枝々の空へ手のごと春支度 海岸へ続く足あと春隣 「2月は逃げる」と言うから、気がつくともうすぐ3月だ♪と言う具合に早く過ぎてほしい。桜の頃になって、そう感じるのだろう。なんやかやと今日もモタモタしてたらあっと言う間に夜になってしまった。
夜半に起き暁を待つ春隣 2022-02-01 11:36:12 | 俳句 コーヒーの器かへたる春隣 春隣のばして食ぶるピザチーズ やっと二月になった。 でもまだしばらくは気温の低い日が続きそう。如月の語源が、重ね着から来てると今朝のニュースの中で知った。→衣更着 同じくニュースで久しぶりに楳図かずおさんを見た。もう85歳なんだ。子供の頃、少年マガジン連載の「ヘビ女」を毎週、ドキドキしながら読んでいた。小学校の高学年だったろう。水木しげるも同じ頃で、こちらは独特な絵のタッチの不思議さに引き込まれて行った。先日亡くなった白土三平も同時期だ。サスケに夢中になって読んでいた。この時期の漫画家は天才がいっぱい。赤塚不二夫も同時期だった。「ちかいの魔球」の、ちばてつやも。「ゴルゴ13」の、さいとうたかをも。
霜柱ゆっくり止まるオルゴール 2022-01-31 12:10:18 | 俳句 霜柱わらべに帰り踏みゆけり 忍者のまきびしの如く霜柱 吠えゐたるティラノサウルス霜柱 霜柱きほひ踏みゆく霜柱 霜柱ふみゆく子らの足の楽 霜柱踏んで駆けゆく遅刻の子 古語はほんとうに難しい。「きほひ」なんて調べなけりゃ間違えるところだった。使いこなせるようになるのは死ぬまで無理だろう。子供の頃、登校して行く道端の畑に見つけて霜柱を競って踏んだものだ。あの、靴で踏む「ザクッ」という感触が子供には楽しい。今朝は8時に起きたけどエンジンがかからずにオセロゲームに時間をムダに使ってしまった。今日も寒い。今日で1月も終わり。
早梅に旅の計画立ててをり 2022-01-30 18:00:02 | 俳句 早梅に鼻ちかづけて嗅ぐ明日 早梅にひたすら前を向きにけり 早梅や老いて愛しく思ふ日々 早梅に古き中国しのぶかな ブログを見てたら、同じように寝つきの悪い人がいた。酒を飲めば眠れるけど、そうすると夜中にトイレに何度も起きてしまう。晩酌の量でさえ起きてしまうのだもの。歳をとると寝つきが悪くなるのかな。その人は、睡眠導入剤を飲んでぐっすり寝れたと書いていた。でも、僕は心配なのだ。クセになるのじゃないかと。素人考えだけど、睡眠導入剤で眠気を誘うということは、神経をイジルことなんじゃないかと。プラスには決してならないはず。 何かで読んで試したものがある。それは、ホットミルクです。牛乳を温めて、ちょっとだけ砂糖を入れて飲みやすくした。するといつしか眠れて朝が来た。ほんとです♪
好きな子にエイッと投げる雪遊び 2022-01-29 10:39:00 | 俳句 にげるにげる投げる投げる雪遊び 雪遊び不意をつく匍匐前進 雪投げの泣かして恋の思ひかな 頼もしきガキ大将雪合戦 先生が我先にと雪合戦 ほこらに人形こしらへ雪遊び 小学校の頃、雪が積もるなど、めったにない九州だったから、降り出して教室の窓からみんなワクワクソワソワ見てたものだ。そして、10センチほども積もると先生も一緒に歓声を上げて運動場に飛び出て遊んだことがある。