今日は正月の蒲鉾の予約に小田原へ。
小田原の紅葉といえば松永記念館。
今年はどうかな?
まだ早かったか・・・
木によるのかな。
松永記念館は、電力王といわれた明治末期~昭和にかけて活躍した実業家・松永安左ヱ門が、昭和21年に小田原へ居住した松永は蒐集した古美術品を一般公開するために昭和34年に財団法人を設立して自宅の敷地内に建設した建物。昭和54年に財団は解散し、敷地と建物が小田原市に寄付された。
老欅荘と無住庵へ。
老欅荘は登り口のケヤキの巨木に由来するという。
松永安左ヱ門は数寄者としての顔も持っていた。
号は耳庵。
老欅荘は耳庵の小田原移住のために建てられた。
特定の流派に属さず独自の茶の道を拓いた耳庵は、なによりも茶の湯を楽しんだ。
老欅荘はどこでも茶会を催せるようにあちこちに炉を切り、室内に段差を設けなかった。
無住庵は昭和30年に老欅荘の山上に設えた田舎家。
きっと嬉々としてこの中のあちこちで客人をもてなしておられたのであろう情景が浮かぶようだ。
紅葉の方は、これからと盛りと終わりが混在する。
私が到着した時の尺八先生はしばしの休憩中だった。
一服。
お城を通り抜けて駅にむかう。