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今日のころころこころ

2022・6・11 横浜の素敵な土木遺産。西区・野毛坂切通擁壁。横浜道の切通。

今日は図書館へ。
大倉山精神文化研究所附属図書館の次は横浜市立図書館の中央図書館。
今にも雨が降りそうで降らない野毛坂を上っていたら、ふと、外国人観光客受入れ再開というニュースを思い出した。
図書館へ行く前にちょこっと横浜道へ。
横浜道は、幕末の横浜開港にあたって東海道と横浜港を結ぶために造られた道。

桜木町駅から野毛坂を上っていけば野毛坂交差点。


交差点の角の石積みは、横浜市認定歴史的建造物の「野毛山住宅亀甲積擁壁」。
野毛坂切通。
野毛坂切通は、明治6年(1873年)に英国人技師・デービスの指揮で切り下げ工事が行われ、更に昭和3年に市電の拡幅のために切り下げられられ、擁壁が築かれた。






構造概要:割石練積
設計者:復興局
建設時期:昭和3年(1928年)
「石積み」は、急こう配に対応した施工方法。
「練積」は、石と石の間にモルタルやコンクリートを流して接合して積み上げる方法。 
昭和3年からここにずっとあるってすごいことだと思う。



案内板の野毛坂切通の写真をマジマジとみてみる。

横浜にもかなり積雪がある時代だったんだとわかる。

この擁壁は資料によって若干の齟齬がある。ちゃんと調べたいと思う。
でも、時代の大波を様々にかぶりながらもこうやって存在してる擁壁の石があるだけでも気持ちが落ち着く。
私は中央図書館の白いアジサイを毎年楽しみにしている。

だんだんと真っ白な手毬のようになってきた。


コメント一覧

kinntilyann
ひらりさま
こんにちはでございます(^^)/

坂だらけ。
天然の海岸が数十メートルくらいしか残ってないのに、やっぱり坂。

横浜の近代上下水道の歴史は古いのですが、開国開港でコレラが持ち込まれて市内に蔓延したからなんです。
外に扉を開け放した以上、良いも悪いも全部入ってくる。
でもいつまでも閉じてるわけにもいかない。
お互いに手洗いとうがいを頑張りましょうぞ!!

良い午後でありますように(^^)/
hirarimau2nd
横浜は坂が多いですよね
野毛山は動物園に子供を連れて昔は行きました。
あれから数年訪れてないから懐かしさを感じながら
写真を見せて頂きました。
紫陽花の良い季節もこの時期ならではですよね~

外国人の受け入れ、このタイミングで今なのか?って
私個人的にはもう少し先が良いと思いました。
ようやく日本も2年前に戻りつつある今だからこそ
kinntilyann
京都にいさま
こんばんはでございます!

ステップ流されなくてなによりでした!!

そうです。
切通は全国どこにでもあるのです。
鎌倉は江戸時代からの観光地ですのでアピール上手いっす!
でも横浜に歴史を求めて来る観光客はあまりいないと思いますので野毛坂切通は今後も無名のままでいくと思われまする(^^:
齟齬は、野毛坂切通の擁壁は関東大震災の復興事業だったのか、市電の拡幅だったのかいまひとつはっきりしないとこ。
昭和3年だけは確実ですが。

中央図書館の白いアジサイはなかなかに見事で意外と人気あるのですよ。
最初からアジサイ目的で図書館に来る人はいないから、ハッとするのです(^^)v

こちらは夕方から雨になってます。
どのくらい降るのかな?
kyoto2014
うさぎさん 今晩は!
横浜にも切通があるんですね!切通と言えば鎌倉、そんなイメージがありました。
考えて見れば山や丘を切り裂いて道を作れば切通なんですから、日本の何処にでもあるような気がします。歴史的に価値があるところが切通として名前が残っているのでしょうね。
勉強になりました。

白い紫陽花も良いですね~!

長野はようやく雨が落ち着きました。20時頃に警報が解除されましたので、安心して眠れます!(笑)
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