神戸の亀の井亀井堂本家さんの瓦せんべいのかたさは絶妙だ。
桜上水にある店が杉並工場らしい。
なぜだかわからないけど、秋になると世田谷文学館のショップに世田谷文学館と焼印の入った小瓦せんべいが出てくる。
軽いしお土産にもいい。
たっぷりと凍頂烏龍茶をマグカップにいれる。
さわひらきの「UNDER THE BOX,BEYOND THE BOUNDS」のページをめくる。
東京都庭園美術館で見たさわの動画はそれはそれは良かった。
今時だから動画を売ってるかと思ったけど無さそうだ。古本屋さんで著書を見つけて買った。
コロナ禍での展覧会に合わせたかのような作品だったけど、この本の初版は2014年。
東日本大震災は悲惨な天災だった上に、原子力発電を通じて様々な現実突きつけられた。そしていまだに答えはみつかってない。
東京都庭園美術館で見たさわの作品は、優しくて懐かしくて儚い夢のようだったし、この本も眺めているだけで心がやわらぐ。
昨日は、やぼてんさまのうそ鳥くんが大吉のおみくじを持ってきてくれた。
嬉しい。
ところが、東急の溝の口駅のプラットホームに着いたら、なんか揺れてる。
めまいをおこしたヤバいと思ったら、ホームに設置されたいろんなのがカタカタと揺れていた。
地震だった。
ニュースになるような大きな地震じゃなかったけど。
おかがら火は毎年11月3日。
何年が前まではダウンコートを着ていっていた。それがいつからか薄手のコートになり、昨夜はタンクトップと長袖トレーナーでちょうど良かった。
この季節にしては暑すぎる。こなきゃいいけどが、ちっちゃかったけどきた。
今宵は少しこの時期の夜らしくなったかな。
なんか不安な気持ちになってしまう夜は、瓦せんべいとこの本があればいい。