ほんとに梅雨だわ。
岐阜県の中津川あたりの栗きんとんはたいそうに美味い。
いくつもの店があるけど、ややこしいのは、川上屋さんと恵那川上屋さん。
川上屋さんは元治元年(1864年)創業の栗きんとん発祥の店といわれる老舗。
恵那川上屋さんは1964年創業の新しい店。
両者はなんの関係も無いらしい。
ま。
恵那川上屋さんは二子玉川のライズに出店があって、栗きんとんはもちろん、和洋あるいは和洋折衷の様々な菓子を製造販売している。
この間はミニトマトとトマトジュースまで売っていた。
聞けば自社農園で作ってるミニトマトという。
美味そうな上に安かったから買ってきた。
お菓子屋さんが作ったおかしなトマト。
高糖度トマトみたいなのべつ幕無しな甘さではなくて、甘みとほのかな酸味がバランス良いミニトマト。
今宵のお茶のお供は、恵那川上屋さんのくり壱のハーフサイズとミニトマトにした。
くり壱は、栗きんとんを芯にした蒸し羊羹を朴の葉で包んで蒸しあげてある。
お茶は抹茶にした。
朴の木の花って素敵な甘い香りがする。朴の木の葉っぱは香りも良いし形も楽しい。朴の木の葉っぱと栗の相性は抜群だ。
老舗の伝統も良し。
新興の自由も良し。