昨日は安曇野市へ用事。
昼飯食べてついでに碌山美術館に寄って、帰り道は一般道にしたから通り道の大町市立大町山岳博物館にも寄った。
館員さんたちは親切だしカフェもミュージアムショップも附属動植物園もある。
展示を見る順路は、3階へ上りそれから下の階へと行く。
昨日は曇りだったけど、3階の展望室からは北アルプスが一望できる。
2階では企画展。
さんぱく収蔵コレクション「北アルプスに生きた動物の記録」。
1階。
この博物館で衝撃を受けたのが、原山説。
信州大学の原山智教授が30年に渡る北アルプス調査を踏まえて北アルプスの成立についての新説を提唱している。
私は北アルプスのような高い山は褶曲でできたものと信じて疑うことなくこの年まできたけど、山脈に連なる峰の中には、褶曲の他にマグマの上昇によって押し上げられることによって出来た峰があるという。
爺ヶ岳はカルデラ。槍・穂高は超火山。
という。
爺ヶ岳は、爺と名が付くだけあって尖がってない。カルデラと言わればそうかもしれないと素直に思う。
でもな。
槍に穂高が火山だったというのは・・・
ロマンは搔き立てられど、ほんとかいな?なの衝撃だった。
ま。
附属動植物園へ。
附属園の主な目的は二ホンライチョウと二ホンカモシカの保護と研究。
他には、スバールバルライチョウとアヒルとハクビシンとフクロウとトビとチョウゲンボウがいる。
二ホンカモシカ。
二ホンライチョウは室内飼育。
せわしなく動く雌。
雄はゆったりと構えている。
氷河期から生息しているといわれる、大きくて立派な鳥だ。
神の使いというのも納得。
博物館の前のケルンをみていると、いつの間にかつぶやいている。
Because it's there