さてさて今年は合間に読書かな。。
GW前に横須賀の野外彫刻をたずねたおりに、偶然にも横須賀市自然・人文博物館の稲村先生とお話した。
先生の著書でも拝読するか。と思ったが、高い(^^;
住まうところの横浜市図書館に検索かけたら中央図書館にあって最寄の山内図書館に送ってもらった。
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仕事に行く前にとりに行く。この図書館は坂の上に立地してるから行きはアレだが駅までの帰りの道の眺めは私は好きだ(^^♪
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人物はにわの世界・稲村繁&森昭(写真)・同成社・2002年。
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写真がものすごくいいなぁ!これ、土門拳氏の仏像に匹敵するかもしれない。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/1c/fb9278e2e76ac871b22964ba339df8e0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/e1/6b75c7fffc8b60bbe7a27893920696ac_s.jpg)
この写真家はなにものなんだろう?検索してみてもよくわからない。1999年、20世紀とともに逝去されたは事実なのか。。
稲村先生の著述もすごい!返却期限にまで読みきれるかな(^^;
それにしても、そういえば今まで埴輪をきちんと勉強したことなんかなかったよな(^^;
時々古墳めぐりなんぞしてるが、私の興味は基本縄文。埴輪より土偶。
結局は、弥生は、ほぼ今現在に近いのである。たぶん。
もう、今現在にたつきをたてる毎日にはある意味うんざりすらしてるのである。たぶん。
ぶっ飛んでいるかのように見える縄文が、やっぱぶっ飛んで見えるのである。たぶん。
これからはたぶん埴輪を丁寧に見るようになると思う。これは、どんな事象であれ知識があって見れば面白くなるからである。
でも・・・
この写真は、もう今現在に生きる人々の表情だよなぁ・・・
でも・・・
それにしても、そもそもなんで土偶から埴輪となったんかな?
この本は形象埴輪から始まってしまうが、埴輪らしきが確認されたのは弥生時代後期の西暦200年ごろ。吉備の地である。
壺形土器と器台土器が円筒埴輪となり、やがては家形埴輪や器財埴輪が出てきて、西暦400年には動物。西暦400年後半には人物。形象埴輪は西暦600年ごろまで作られて、忽然と消えた。
古墳のためだったからといえばそれまでだが。。。
あのダイナミックな土偶からほぼ無表情なまでの埴輪(森昭氏の写真をみれば表情たっぷりであるが)になる過程にはなにが起きたんだろうかなぁ・・・
おばさんの妄想は尽きないのである(^^;
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