今日は道場へ。
明け方と昼過ぎにほんの一時ざざっと降っただけで本日の雨は終わったようだ。
稽古終わって外に出てもどんよりと蒸し暑い薄曇り。
え?今夜の夕飯いらない。
ん。一人飯。
とたんにキュウリサンドイッチが食べたくなった。
でもな。
キュウリサンドイッチだけで売ってるのって見たことないんだよな。
キュウリサンドイッチは自分で作るしかないかな。
キュウリを半分に切って縦に薄くスライス。
バットに並べて塩・コショー・白ワインビネガー。
味をなじませる間にお湯を沸かして紅茶の準備をしたりパンにバターを塗ったり。バターは無塩を使ってる。短気な私はすぐに塗れるエシレ。
バターを塗ったパンでよくよく水気を拭き取ったキュウリを挟んで出来上がり。
紅茶は、キャッスルトン・ムーンライトのファーストフラッシュ。
華やかだけど繊細な味わいがたまらない。
疲れた体にはこのキュウリサンドイッチがすんなりと入っていく。
でも、このキュウリサンドイッチって何気に手間がかかるんだよな。
紅茶を飲みがら、ふと思い出した。
アフタヌーンティーの習慣が始まったばかりの頃のイギリスにとってキュウリはものすごい貴重な食材だったそうな。温室で大事に大事に育てられ収穫量も少なかった。高価な上に高価なキュウリを使ったサンドイッチはステイタスでもあったと。
価値観って時代によっても国によっても違うものなんだな。
今日の食材の中で一番高かったのはたぶんバターで一番安かったのはたぶんキュウリだ。
ま。
明日の天気はどうなのかな?