道場を出たら霧雨が降っていた。火照った顔に心地よい。
駅が近くなった辺りでマスク。
マスクなんていらないくらいに静まり返った金曜日の夜の地下鉄へ。
今宵の食後はイセザキモールのみのや本店さんの水無月とあり合わせの果物。
いつの間にか水無月が出る季節になったんだ。
大晦日にはまさかこんな展開になる年だったなんて思いもしなかった。
風物詩ではないリアルな夏越の祓の茅の輪くぐりになりそうだ。
こんな時間だけどやっぱり抹茶にしよう。
最近はこのお茶碗ばかり使う。
龍さんなんとかならんかね。
なんとかなってきたじゃないかと龍さんが答えた気がした。
油断は禁物だけど明るい兆しに向かって。