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こんな例もあります。
知人の僧侶から聞いた話ですが ・・・
50歳になる料亭の主人が 妻に先だたれ悲しみのあまり
荼毘(だび)にふした骨灰を埋葬せず 家にもって帰り
・・・ 毎日 一匙ずつ食べていたということです。
想像しただけでも ぞうっとする不気味な話ではありませんか。
死者を弔う能力すら喪った父は ・・・
もはや 人間として藻抜けのカラです。
こうした父親たちは
ふりかかった苦難 孤独 寂寥 生活の煩わしさといったものに
・・・ 耐え抜く力がなかったのでしょう。
妻が生きていてくれたら
もう少し我慢して家庭にふみとどまっていてくれたら
という儚(はかな)い願望のみを追って ・・・
現実につきつけられた苦を受けとめる受難の能力が欠けていたのです。
これはもはや 父とはいえません。
父心喪失者です。
* 2010.11 東ブータンで
知人の僧侶から聞いた話ですが ・・・
50歳になる料亭の主人が 妻に先だたれ悲しみのあまり
荼毘(だび)にふした骨灰を埋葬せず 家にもって帰り
・・・ 毎日 一匙ずつ食べていたということです。
想像しただけでも ぞうっとする不気味な話ではありませんか。
死者を弔う能力すら喪った父は ・・・
もはや 人間として藻抜けのカラです。
こうした父親たちは
ふりかかった苦難 孤独 寂寥 生活の煩わしさといったものに
・・・ 耐え抜く力がなかったのでしょう。
妻が生きていてくれたら
もう少し我慢して家庭にふみとどまっていてくれたら
という儚(はかな)い願望のみを追って ・・・
現実につきつけられた苦を受けとめる受難の能力が欠けていたのです。
これはもはや 父とはいえません。
父心喪失者です。
* 2010.11 東ブータンで