職人というものはプロ中のプロで
脇から口出しされるのを一番いやがる。
それだけ仕事に自信をもち 腕に誇りをもっている。
しかも あらゆる段取りをぴちっと胸にたたきこんで
一つのリズムに乗りながら作業をすすめる人たちである。
つまり ムダがないだけではなく
独自の美意識をもって仕事と格闘している人なのです。
この職人たちに満足して働いてもらうことは一番むずかしい。
だからこそ 寺の息子は逆に前のめりになって
彼らの職場へ参画しようとしたのかもしれません。
善意のお節介だったのでしょう。
「職人は大切にしないといけないよ」
と父の和尚に教えられていたので緊張していたのかもしれません。
ところが 職人が望んでいたのは
・・・ 勘所をおさえた適確な指示だったのです。
しかし これは何も職人の問題だけに限りません。
企業内部でも同じようなトラブルがよく起こっている。
(3.につづく)
* エジプトで
脇から口出しされるのを一番いやがる。
それだけ仕事に自信をもち 腕に誇りをもっている。
しかも あらゆる段取りをぴちっと胸にたたきこんで
一つのリズムに乗りながら作業をすすめる人たちである。
つまり ムダがないだけではなく
独自の美意識をもって仕事と格闘している人なのです。
この職人たちに満足して働いてもらうことは一番むずかしい。
だからこそ 寺の息子は逆に前のめりになって
彼らの職場へ参画しようとしたのかもしれません。
善意のお節介だったのでしょう。
「職人は大切にしないといけないよ」
と父の和尚に教えられていたので緊張していたのかもしれません。
ところが 職人が望んでいたのは
・・・ 勘所をおさえた適確な指示だったのです。
しかし これは何も職人の問題だけに限りません。
企業内部でも同じようなトラブルがよく起こっている。
(3.につづく)
* エジプトで