その後、笠間の春風萬里荘に行きました。
北大路魯山人が北鎌倉の地に開いた「星岡窯」―
その建物群の中で、魯山人の住居であった母屋を笠間に移築しギャラリーとして使用されているのが春風萬里荘です。
現在は笠間日動美術館の分館として紹介されています。
以下、春風萬里荘のウェブサイトより転載
春風萬里荘の前には広大な庭園があり、桜、梅、つつじ、もみじ、花菖蒲などをはじめとする多くの草木が生い茂り、それぞれの趣の花々が一年中咲き誇り、訪れる者の心をひとしお和ませます。
また、江戸時代の豪農屋敷の長屋門、北大路魯山人自らが設計した茶室「夢境庵」、京都・龍安寺を模してつくられた枯山水による石庭、睡蓮の池にかかる太鼓橋などもととのえられており、美術鑑賞に疲れた来館者に憩いをもらたしています。
北大路魯山人は、明治、大正、昭和を駆け抜けた近代日本を代表する芸術家のひとりです。当館も明治期の創業とあって、魯山人は大変興味ある存在です。