里海邸|大洗海岸。東京都心より90分、大海原が広がる静かな別邸へ

「素朴を上質に」海の別邸は、隠遁時間。~波と光色。湯と縁側。陶と食。磯と木の食卓。|里海邸 金波楼本邸 公式ブログ

磯遊び

2006年05月20日 | 金波楼の話題
久しぶりの記事です。

本日、磯遊びの記事をアップしました。
大洗の海と言えば夏の海水浴ですが、春の大洗も海岸で存分に遊べます。大洗の海の春の2大遊びと言えば「潮干狩り」「磯遊び」ですが、当館前は磯遊びに最適なフィールドとなっています。


●磯遊びに最適な日時とは

磯遊びを楽しむには、天気や波の高さも要チェックですが、干潮時刻や潮位を事前に確認すると良いでしょう。(金波楼のHPから確認できます)

海には満潮と干潮があり、つまり海面の高さが時刻によって刻々と変化します。その日の海面高さが最高の時刻を「満潮時刻」と呼び、最低の時刻を「干潮時刻」と呼びます。海面の高さは「潮位」と呼びます。

磯(岩場の海岸)でも常に潮位が変化していますが、岩の間に潜む生き物を探すのには、潮位が低い干潮の頃の方が簡単ですよね。

満潮時には見えなかった岩も干潮時には姿を現し、場所によっては岩の連なりが自然のプールのような状態を作り出し、一時的に魚などが閉じ込められてしまうのです。(このプールの事を「タイドプール(潮だまり)」と言います)

そんなわけで、干潮時刻を確認してからお出掛けされれば、磯遊びが充実すると思います。


●「磯遊び」と「潮干狩り」

ところで「磯遊び」と「潮干狩り」の意味で混乱されているお客様も度々おられましたので、私の考えを書きます。
 
辞書によれば
「潮干狩り」とは、潮の引いた浜辺で貝などをとる遊びの事を指すそうです。
「磯遊び」はもう少し広義な意味で、磯辺で貝や小魚を採って遊ぶことを指し、その中の遊びとして潮干狩りも含むそうです。

それでも私的にはややこしく、

「磯遊び」の場所・・・磯(岩場海岸)
「潮干狩り」の場所・・・浜辺(砂浜海岸)

と考えれば誤解がないのかなと思います。

岩場と砂浜では貝や海の生き物の種類が異なりますが、大洗では岩場の方が海の生き物との遭遇確率は高いです。