建築資材が不足しており、仮設住宅の建設が遅れているとの報道を見ました。
一日も早く避難所生活している方々がほっとできる仮設住宅ができることをお祈りしています。自分も少しだけ体育館で避難所生活をしましたが、震災の日から家に帰れずに避難所生活を続けている方々の心労・疲労を思いますと、気の毒でなりません。ただ、建築資材の生産もフル稼働の方向で良い方向に向かっていると報道されておりますので、資材の問題も段々と解消されていくと期待しています。
里海邸も、いくらか資材不足があるようですが、できることから建築が進んでおりますよ。
柱や鴨居などが組まれて、空間のボリュームはなんとか確認できるようになりました。
ラウンジには杉と桧の無垢材をいっぱい使用して、自然塗料で仕上げます。
そこに八郷の家具職人さんに現在製作していただいている座り心地のよい椅子やテーブル等が並び、たくさんの本が並ぶ本棚、昔から使っていたピアノ、デンマーク製のモダンな薪ストーブなども入ります。お飲み物や軽食をご用意する無垢板のキッチンカウンターもつくります。
里海邸は、ホテルでも旅館でもないような、家のように過ごせる宿。
ごろごろできる、田舎の日常空間を目指しております。