
大漁旗がひらめく!大洗漁港。
本日5月4日に「海・山復興まつり~ がんばっぺ大洗」が開催され、
漁港に活気が戻りましたことをご報告いたします。
津波被害が報道された大洗漁港でしたが、
被災後およそ2ヶ月での回復ぶりを、とくとご覧あれ!

晴天下の大洗漁港です。
思えば、この建物の屋根の高さにおよぶ津波だったそうですが、
現在は漁も再開され、イベント会場にできるほど回復しました。

GWですので、ご家族の来場者が多かったです。

大洗観光協会の販売ブース。
「大洗で水揚げされたホッキ貝のカレーはいかがですか~」

大洗の磯囃子会によるオープニングの太鼓演奏。
大洗はずしりと響く太鼓の荒く太い音がよく似あいます。

こちらは、ホッキ貝のフライの調理の様子。
ホッキの下処理にかなり時間が掛かったそうですが、
あっと言う間に売れてしまい。なんとお昼前に品切れに。。

JA水戸による地野菜の直売コーナー。
凄い勢いで売れていました。
お昼にはわずか2品目しか無かったです。

大洗漁協婦人部の周りにはカメラが集まっていました。
どうやら2局ほどTVの取材があったようです。
ジャニーズ事務所のタレントさんを伴って収録されていたようです。

揚げたてのホッキフライ。
柔らかいです。

美味しいホッキカレーをつくるため、急遽職場の大洗シーサイドホテルから駆け付けてくれたシェフです。
ありがとうございます。

大洗漁協婦人部によるホッキ飯づくりの様子。
津波の影響で現在再開準備中の大洗の超有名店「かあちゃんの店」は、漁協婦人部の方々の運営するお店です。

ホッキ飯のアップ!美味しそう!

かあちゃんの店の頃もそうでしたが、相変わらず行列ができますね。

こちらは、ホッキ貝そのものを直売しておりました。

大洗町水産加工組合による干物の販売です。
大洗は国内有数の干物づくり産地です。

「いやー久しぶりのお店。楽しいね~」なんてお話しているのでしょうか。

潮風と天日にさらした干物も現地販売しておりました。

こちらも漁協婦人部による「いわしのつみれ汁」

予想以上の来場者にホッキ貝が足りなくなってしまいました。
イベント時間中にも、ふたたび漁に出たようです。

ホッキ貝、獲ってきましたよー。

漁船の到着に興味深々。

来場者の前でほっき貝が水揚げされました。

お客様のところに運びます。

ホッキ貝のアップ!

ホッキ貝の荷降ろしにお客様が興味深々の図。

漁港脇にはJA水戸の直売センターがあります。
大洗の土地柄を短い言葉にすると
「田畑を越えたら、そこは海だった」みたいな観光地です。
当館のスタッフに農業も兼ねている人もおり、
GWになると「田植えをしなくちゃ」なんて話をしている時期なのですね。

ここは津波を完全に被ったお店なのです。でも写真の通り、不屈の精神で劇的回復。
ここまで回復させるパワーは本当に尊敬します。

穏やかな漁港で、ゆっくりご飯を楽しむの図。

地元ローカルラジオ局である茨城放送の生中継。
インタビューに応じている商工会青年部の田山さん。
復興のアピールをしています。
先日の曲がり松100円商店街でも商工会青年部が活躍しておりました。
イベントの来場者も多く、毎日雰囲気が明るくなっている大洗ですので、
今後の期待感もあって、明るい表情でお話されていました。

インタビューを受ける大洗町長です。
本日の大洗漁港の雰囲気もたいへん良い中で、
晴れやかな笑顔でお話されておりました。
私もインタビューを受けましたので、
「大洗はすっかり元気です!」と復興のアピールをさせて頂きました。
大洗の宿はGWでも自粛や風評の影響からか予約が不調でしたが、
昨夜に限っては、当日の予約申し込みが一気に増えて、
久しぶりに満室となった宿が続出したようです。
大洗の被災状況を現地で見て、安心したのかもしれないですね。
震災以後、観光客がなく不安の日々でしたが、多くの皆さんが来てくれました。
宿屋にとってもほっとした一日だったかと思います。
大洗をご心配いただきました皆様、本当にありがとうございました。
心強かったです。