新年明けましておめでとうございます。
正月の大洗の海は毎日荒れていました。
すっきりとした日の出はなかったように思います。
厳しい雰囲気に包まれた年明けでした。
こんなときに海に行くと、圧倒的なエネルギーをもった荒波が磯の上の鳥居を洗っています。
押し寄せる荒波を眺め、しばらく佇む人が大勢いました。
何度も海岸に来ていますが、この光景は、いつも不思議と心がすっきりします。
カーソンのセンス・オブ・ワンダーにも紹介されるように、荒々しい海はなんとも神々しく感じられます。
春になると、細かな白波の群れが大海原に現れて、一同に軽やかにスキップしているような印象に変わります。
そして、目の前の磯の中には、小さないのちが見えるようになり、小魚がすばしっこく泳いでいます。
ゆらゆらと気持ち良さそうに海藻が波間に漂い、風に乗って磯の香りが我が家に届きます。
ときどき大きな引き潮となるので、浜の生き物を驚かせます。
生き生きとした活動的な春を迎えたいものです。
梅雨の頃までにハマヒルガオが咲き、ハマゴウの花も咲くころには夏ですね。
その頃までに、私共はこの地に「あたらしいふるさと」の宿づくりに励みます。
お仲間も募っています。関心のある方、気軽にお問い合わせください。
里海邸開業まで半年でございます。
本年もよろしくお願い致します。